ウルトラセブン Blu-ray BOX I の感想

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１９６７年１２月１７日に第１２話「遊星より愛をこめて」の初回放送があり、１９７０年１０月２１日に本話並びに登場宇宙人「吸血宇宙人スペル星人」が欠番として封印されてから２０１４年現在で４４年という長い年月が経過しました。

その間、時代背景の変化に伴いその価値観が移り変わる中でVHS、LD、DVDと新しい媒体でソフト化する度にいよいよ１２話が解禁されるものとファンは幾度となく期待しその度に思いを裏切られてきました。

封印された直接の理由は作品そのものではない事はご覧になった方は重々ご承知の事だと思います。それでもまだ日本特撮史において大変価値のある作品である「ウルトラセブン」が現代においても未完成のままである事にいったいどんな意味があるのでしょうか。

Blu-rayという映像技術が熟した媒体で、１２話解禁の絶好の機会であったのにもかかわらず英断に踏み切らなかった事が大変残念でなりません。これが最期の機会になるのかもしれませんが、今後もうしばらくはソフト化される事はないかと思われます。