YELLOW DANCER (初回限定盤A) の感想
参照データ
タイトル | YELLOW DANCER (初回限定盤A) |
発売日 | 2015-12-02 |
アーティスト | 星野 源 |
販売元 | ビクターエンタテインメント |
JANコード | 4988002703357 |
Disc 1 : | 時よ Week End ※フジテレビ『めざましどようび』テーマソング SUN ※フジテレビ系水10ドラマ『心がポキッとね』主題歌 ミスユー Soul 口づけ 地獄でなぜ悪い ※映画『地獄でなぜ悪い』主題歌 Nerd Strut 桜の森 ※2014 J-WAVE春のキャンペーンソング Crazy Crazy Snow Men ※資生堂 マキアージュWEBムービー『Snow Beauty』主題歌 Down Town 夜 Friend Ship |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
まずひと言。
このアルバム、かなり好き。
ただ、Stranger以上に賛否両論が生まれそうな作品だとも思った。
何というか、星野源の作風が"年相応"になったなと思う。
SAKEROCKやソロ初期作品2枚では、老いだとか平穏な日常だとか、
そういったメタファーが散りばめてあって、良い意味でジジくさかった。
まだ20代そこそこなのに妙に背伸びした作風だなと思った。
星野源にとって死世界が遠い存在だったからこそ、こういうのを歌えたんだと思う。
それが変化したのは、くも膜下出血で倒れてからじゃないかな。
死が隣り合わせにあることを経験した星野源は、
以前より明らかに作風が明るくなった。華やかになった。
ジジくさかった星野源は、いつの間にかスター性を帯びた等身大の30代になっていた。
僕はこの変化を真摯に受け止めたい。もしかしたら星野源の脳裏には、
いつまた倒れるか分からない不安が死神のようにつきまとっているのかもしれない。
だから彼は暗い自分を表現するのを止めて、今を素直に楽しく生きる、
謳歌な30代を歌うようになったのだと感じる。
根暗で素朴な星野源が好きだったファンにとってこのアルバムは
電気ショックに近いだろう。離れる人も少なくはないかもしれない。
だけどキヨシローがフォークを捨ててロックに生きたみたいに、
生きている限り、もう歩みを止められないのだ。明るい星野源も良いじゃないか。
このアルバム、かなり好き。
ただ、Stranger以上に賛否両論が生まれそうな作品だとも思った。
何というか、星野源の作風が"年相応"になったなと思う。
SAKEROCKやソロ初期作品2枚では、老いだとか平穏な日常だとか、
そういったメタファーが散りばめてあって、良い意味でジジくさかった。
まだ20代そこそこなのに妙に背伸びした作風だなと思った。
星野源にとって死世界が遠い存在だったからこそ、こういうのを歌えたんだと思う。
それが変化したのは、くも膜下出血で倒れてからじゃないかな。
死が隣り合わせにあることを経験した星野源は、
以前より明らかに作風が明るくなった。華やかになった。
ジジくさかった星野源は、いつの間にかスター性を帯びた等身大の30代になっていた。
僕はこの変化を真摯に受け止めたい。もしかしたら星野源の脳裏には、
いつまた倒れるか分からない不安が死神のようにつきまとっているのかもしれない。
だから彼は暗い自分を表現するのを止めて、今を素直に楽しく生きる、
謳歌な30代を歌うようになったのだと感じる。
根暗で素朴な星野源が好きだったファンにとってこのアルバムは
電気ショックに近いだろう。離れる人も少なくはないかもしれない。
だけどキヨシローがフォークを捨ててロックに生きたみたいに、
生きている限り、もう歩みを止められないのだ。明るい星野源も良いじゃないか。
普段、J-POPのCDを買いません。
普段、音楽雑誌を読みません。
普段、レビューを書きません。
そんな自分みたいな人間が、衝動に突き動かされて発売前からCDを予約し、星野源特集を組んだ音楽雑誌を買いあさり、視聴後に初めてAmazonにレビューを投稿してしまうような、そんな力のあるアルバムです。
色んな国の色んなジャンルの音楽を見事に融合させて新しい音を生み出し、音楽通を唸らせながらも商業的にも成功させることができる。
幅広い芸能活動でお茶の間を賑わせ、老若男女たくさんの人をあっという間にファンにしてしまう。
そんな才能のある人間は、これまでもこれからもそうそう出てこないのでは?
CDの視聴後は、なにか大きなエネルギーが生まれる瞬間に思いがけず立ち合ってしまったような、ドキドキワクワク、でもちょっと恐れ多いような、そんな感覚に浸れます。
CDを買おうか迷っている方がいらっしゃるのであれば、その背中を突き飛ばさせてください。
普段、音楽雑誌を読みません。
普段、レビューを書きません。
そんな自分みたいな人間が、衝動に突き動かされて発売前からCDを予約し、星野源特集を組んだ音楽雑誌を買いあさり、視聴後に初めてAmazonにレビューを投稿してしまうような、そんな力のあるアルバムです。
色んな国の色んなジャンルの音楽を見事に融合させて新しい音を生み出し、音楽通を唸らせながらも商業的にも成功させることができる。
幅広い芸能活動でお茶の間を賑わせ、老若男女たくさんの人をあっという間にファンにしてしまう。
そんな才能のある人間は、これまでもこれからもそうそう出てこないのでは?
CDの視聴後は、なにか大きなエネルギーが生まれる瞬間に思いがけず立ち合ってしまったような、ドキドキワクワク、でもちょっと恐れ多いような、そんな感覚に浸れます。
CDを買おうか迷っている方がいらっしゃるのであれば、その背中を突き飛ばさせてください。