史上最強の哲学入門 (河出文庫) の感想
参照データ
タイトル | 史上最強の哲学入門 (河出文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 飲茶 |
販売元 | 河出書房新社 |
JANコード | 9784309414133 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学 |
購入者の感想
「哲学」と「板垣恵介」の異色のコラボレーション。
…といっても、板垣先生が哲学について語っているわけではなく、表紙を書き、『刃牙シリーズ』の言葉を使うのを許可している…という感じです。その許可を使いまくり、帯のコピーから
「哲学の聖地、東京ドーム地下討議場では、今まさに史上最大の哲学議論大会が行われようとしていた…」
と刃牙ワールドを全開にさせています。さらにページを開くと、
「神殺しは生きていた! 更なる研鑽を積み人間狂気が蘇った! 超人!! ニーチェだァー!!」
「近代哲学はすでに私が完成している! ヘーゲルだァー!!」
と、東京ドーム地下闘技場トーナメントのオープニングのごとく、哲学者一人ひとりにキャッチフレーズをつけ、わかりやすくキャラづけしています。
この本のコピーは「哲学に挫折した全ての人に捧げます」。確かに従来の哲学本よりも、わかりやすい入り口になっています。
そして、プロタゴラスの「相対主義」をソクラテスの「無知の知」が上回り、デカルトの「我思うゆえに我あり」をヒュームの「経験論」が崩す…というように、読みやすく進んでいきます。
一人ひとりの哲学者について読んでもわかりやすいし、通して読むと哲学の歴史がわかるという、高校や大学の教科書にしてほしいくらい、わかりやすく内容のある本になっています。
特に第三章の終わりにある「神の死んだ世界で」は必読。
…といっても、板垣先生が哲学について語っているわけではなく、表紙を書き、『刃牙シリーズ』の言葉を使うのを許可している…という感じです。その許可を使いまくり、帯のコピーから
「哲学の聖地、東京ドーム地下討議場では、今まさに史上最大の哲学議論大会が行われようとしていた…」
と刃牙ワールドを全開にさせています。さらにページを開くと、
「神殺しは生きていた! 更なる研鑽を積み人間狂気が蘇った! 超人!! ニーチェだァー!!」
「近代哲学はすでに私が完成している! ヘーゲルだァー!!」
と、東京ドーム地下闘技場トーナメントのオープニングのごとく、哲学者一人ひとりにキャッチフレーズをつけ、わかりやすくキャラづけしています。
この本のコピーは「哲学に挫折した全ての人に捧げます」。確かに従来の哲学本よりも、わかりやすい入り口になっています。
そして、プロタゴラスの「相対主義」をソクラテスの「無知の知」が上回り、デカルトの「我思うゆえに我あり」をヒュームの「経験論」が崩す…というように、読みやすく進んでいきます。
一人ひとりの哲学者について読んでもわかりやすいし、通して読むと哲学の歴史がわかるという、高校や大学の教科書にしてほしいくらい、わかりやすく内容のある本になっています。
特に第三章の終わりにある「神の死んだ世界で」は必読。