アルキームの風 Ⅰ (~仮想共和国アルキーム連邦 第二次大戦軍用機集~) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルアルキームの風 Ⅰ (~仮想共和国アルキーム連邦 第二次大戦軍用機集~)
発売日2015-08-20
製作者野村 潔
販売元イカロス出版
JANコード9784802200578
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 軍事 » 軍事入門

購入者の感想

こういうものは好みの違いが大きく、参考になるのは同じ嗜好を持った方だと思います。
私はここ30年の架空・仮想戦記の過半を読んできました。
描写が面白い・盛り上がりがあるだけでは食指が動かない方
トンデモ兵器の投入・ラッキーだけでは満足できない方。
架空・仮想とはいえ、そこに至る時代背景と技術面の考証がしっかりとし、緻密な設定まで考えてある。
戦略と戦術を配慮して書かれている。(ドラマ性がある)が好きな方。
荒巻義雄(先駆者として)横山信義(今、第一人者)・佐藤大輔(完結しませんが)・
羅門祐人(シムシビライズ設定)・林譲治(日本が運良すぎですが)・谷甲州(遅筆ですが)
多くの作家の中でも上記の名前のファンの方なら特によいかと・・・
この1冊で数冊の良質戦記作品をよんだ満足感です。
もちろん戦記読み物ではありませんが
客観的なイラスト・状況・人物・技術設定の記述からすけてみえてくる
あったであろう状況を想像する楽しみがあります。
日本軍の欠点は相変わらずですが、それをカバーしてくれる
アルキームよりふいてくる風が心地よいです。
以前より活動されていたとのこと・・・知らなくて残念でした。
この設定資料を基に、作家の方が、
人間ドラマと戦闘描写を加えて作品を書いていただきたい。
この作品に目を付けた出版社と編集者の目はすばらしい。
作者の熱意とこだわりに頭がさがります。
いや2巻が楽しみです。次も必ず買います。
※設定だけですが 三木原 慧一 シリーズモノ第2作 新・大日本帝国の興亡と似ています。
こちらは維新幕末に徳川慶喜一党と士族が日本を追われイギリスの傭兵部隊となり、黄色い悪魔として大活躍し、ついにはインド洋(中東寄り)のミレニアム島に入植し建国する。斬新な国家システムと石油産出で大発展。2次大戦・3次大戦で大日本帝国と組みアメリカと戦うという話です。
良作でしたが大人の事情で5巻まで・・・空戦・海戦の迫力もすばらしいです。
アルキームの風の展開に興味のある方はぜひ読むことをお勧めいたします。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

アルキームの風 Ⅰ (~仮想共和国アルキーム連邦 第二次大戦軍用機集~)

アマゾンで購入する
イカロス出版から発売された野村 潔のアルキームの風 Ⅰ (~仮想共和国アルキーム連邦 第二次大戦軍用機集~)(JAN:9784802200578)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.