ピアノがうまくなるにはワケがある: 努力よりコツ! の感想
参照データ
タイトル | ピアノがうまくなるにはワケがある: 努力よりコツ! |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 角 聖子 |
販売元 | 音楽之友社 |
JANコード | 9784276143494 |
カテゴリ | エンターテイメント » 音楽 » メソッド » ピアノ |
購入者の感想
大人になってからピアノを始め、まだ数年の初心者です。
この著者の「ピアノ力をつける!」も読ませていただきました。
角先生の文章は、とても親しみやすくて分かりやすい。
スイスイ読み進められます。
私はレッスンに通っていますが、
先生から「歌うように弾きなさい」とよく言われます。
実は、これが今ひとつどういうことなのかピンと来ませんでした。
いえ、大人なので理屈では分かるのです。イメージも湧きます。
でも、いざピアノに向かうと、具体的にどうしたらいいのか分からない。
頭では分かっていても手にその情報が伝達しません。
ここには、その「具体的」が書かれています。
もちろん、教わっている先生は熱心に指導してくださいます。
しかし、その場ではメモも録音もとり全部納得したつもりでも、
後に復習すると、その情報量の多さゆえに
「??」になっていることも多々あり・・・(苦笑)
この本には「あの時レッスンで言われたのは、こういうことだったのかー!」と、
目からウロコだったことが幾つも書かれていました。
たまには、違う角度からの視点というのも大事ですね。
レッスン及び日々の練習が、より深く理解そして実践出来るようになったと思います。
独学で学ばれている方はもとより、
レッスンに通っていらっしゃる方にも是非お薦めしたい一冊です。
この著者の「ピアノ力をつける!」も読ませていただきました。
角先生の文章は、とても親しみやすくて分かりやすい。
スイスイ読み進められます。
私はレッスンに通っていますが、
先生から「歌うように弾きなさい」とよく言われます。
実は、これが今ひとつどういうことなのかピンと来ませんでした。
いえ、大人なので理屈では分かるのです。イメージも湧きます。
でも、いざピアノに向かうと、具体的にどうしたらいいのか分からない。
頭では分かっていても手にその情報が伝達しません。
ここには、その「具体的」が書かれています。
もちろん、教わっている先生は熱心に指導してくださいます。
しかし、その場ではメモも録音もとり全部納得したつもりでも、
後に復習すると、その情報量の多さゆえに
「??」になっていることも多々あり・・・(苦笑)
この本には「あの時レッスンで言われたのは、こういうことだったのかー!」と、
目からウロコだったことが幾つも書かれていました。
たまには、違う角度からの視点というのも大事ですね。
レッスン及び日々の練習が、より深く理解そして実践出来るようになったと思います。
独学で学ばれている方はもとより、
レッスンに通っていらっしゃる方にも是非お薦めしたい一冊です。
「もっとも成果が上がらなく陥りがちなのが、意地になって練習することです」「練習は量よりも質」。
ピアノの上達の個人差は、才能や努力ではなく練習の取り組み方によって生じるよる違いの方が大きいとし、努力家が損をしないような練習方法のヒントを示している本。大人になってピアノを始めた人もしくは再開した人を対象としている。以下のようなポイントが書かれている。
・指の鍛錬は筋力をつけることではなく10指を均等に動くように修練すること
・譜面を眺めて曲を整理する
・パート練習を重視する
・弱い音で鳴らすことが表現力を鍛え、耳も鍛える
・フォルテは音量よりもイメージが大切
・「ながら感覚」によってバランスを保つようにする
・ブラインドタッチを習得すると、指が自然に正しい鍵盤の位置にいくので役に立つ
・リズムは拍感覚の上に成り立っているので、多少テンポが揺れても拍感覚を失わないようにする
・速いパッセージは短く切って練習
・基礎を見直した方が結局は早道
・いつでも弾ける曲を持つ
・簡単で似たような譜面をたくさん見る
・譜読みに慣れると、目も耳も手も強化される
・ミスの原因を冷静に見つめると次につながる
全編を通して著者が強調している点として、音楽性の重視があげられる。そして、音楽的に弾くことから気持ちを離さないようにすることで、いろいろな突破口がひらけるようになることを各所で示している。人によって賛否は分かれるかもしれないが、難しいフレーズは音を間引いたとしても音楽性を優先して見失わないようにという提案もしている。要するに、大人は子供ほど指が簡単に動かないし柔軟性にも欠けることが多いが、音楽性や年齢に応じた教養はむしろ備わっているから、その優位な点を最大限に生かした練習方法を模索することで練習効率を上げるという考え方である。語学の習得とピアノ練習の類似点について比較しているところもある。
ピアノの上達の個人差は、才能や努力ではなく練習の取り組み方によって生じるよる違いの方が大きいとし、努力家が損をしないような練習方法のヒントを示している本。大人になってピアノを始めた人もしくは再開した人を対象としている。以下のようなポイントが書かれている。
・指の鍛錬は筋力をつけることではなく10指を均等に動くように修練すること
・譜面を眺めて曲を整理する
・パート練習を重視する
・弱い音で鳴らすことが表現力を鍛え、耳も鍛える
・フォルテは音量よりもイメージが大切
・「ながら感覚」によってバランスを保つようにする
・ブラインドタッチを習得すると、指が自然に正しい鍵盤の位置にいくので役に立つ
・リズムは拍感覚の上に成り立っているので、多少テンポが揺れても拍感覚を失わないようにする
・速いパッセージは短く切って練習
・基礎を見直した方が結局は早道
・いつでも弾ける曲を持つ
・簡単で似たような譜面をたくさん見る
・譜読みに慣れると、目も耳も手も強化される
・ミスの原因を冷静に見つめると次につながる
全編を通して著者が強調している点として、音楽性の重視があげられる。そして、音楽的に弾くことから気持ちを離さないようにすることで、いろいろな突破口がひらけるようになることを各所で示している。人によって賛否は分かれるかもしれないが、難しいフレーズは音を間引いたとしても音楽性を優先して見失わないようにという提案もしている。要するに、大人は子供ほど指が簡単に動かないし柔軟性にも欠けることが多いが、音楽性や年齢に応じた教養はむしろ備わっているから、その優位な点を最大限に生かした練習方法を模索することで練習効率を上げるという考え方である。語学の習得とピアノ練習の類似点について比較しているところもある。