スターピープル―覚醒のライフスタイルを提案するスピリチュアル・マガジン Vol.56(StarPeople 2015 Autumn) の感想

本日、拝読させていただきました。私は言葉を操るスピリチュアルの世界にはあまり馴染めないのですが、本書のＰ１００～Ｐ１０１に掲載されている、松中怜子さんの仰ることは自然に心に入ってきました。ありがとうございました。

それから、個人的なことで恐縮ですが、私の体験談も掲載いただいておりますが、遭遇場所等も載っていますので、興味本位の読者がそこへ訪れてしまわないか少し懸念しています。それぞれの場所には本来の目的で行かれる皆さんがいますので、迷惑にならないようにお願いしたいです。好奇心や面白半分な気持ちで呼びかけても、ＵＦＯや宇宙の兄弟姉妹たちは姿を見せることはないと思いますから・・・

また、他の記事で複数の識者の方々が、２０１３年にテレビ朝日の上空で撮影された謎の光体群は、滞空時間が長いのでバルーン（風船）ではないとコメントされていますが、風船の滞空時間は気流の影響も含めれば、半日以上に及ぶこともあり、現場カメラが同じ風船をとらえていた証拠映像は何も提示されていません（カメラマンも何度かファイダーから顔を外しています）。光体は静止してはおらず、当日の風向きから見て、撮影現場のはす向かいの式場テラスから同日同時間帯に放たれた風船群の流れる方向と正確に一致しています。逆に言えば、その時間帯に必ず見えていたはずの風船群がカメラに映らないはずはありません。

高度が高くなると、西風の影響を受け、さらに西日を受けて反射し、風船は目視しやすくなり、上空ではバラバラに移動することがよくあります。現場はガラス張りのビルや東京タワーのライトアップで、夜空はかなり明るく見えます。検証の詳細は、ＡＳＩＯＳブログ（テレビ朝日屋上で撮影されたＵＦＯ）をご参照ください。

問題のＵＦＯを召喚したとされる人物がどこの事務所に所属する人であるかも含めて、はたしてＵＦＯがわざと風船の群れに混じって似たように飛ぶような紛らわしいことをするか、良識ある判断をすれば答えは自ずと見えてくるはずです。

2007年の同誌での特集以来のACIM最新事情です。前回vol.22での特集ではACIMの歴史とその概要について知ることができましたが、今号ではマリ・ペロンさんという方がヘレン・シャックマン同様の方法で『A Course Of Love』というコースの続編とも言うべき教えをイエスから受け取り、それがすでに書籍化されコース実践者たちの間でも話題になっている、という情報に興味を惹かれました。この本はナチュラルスピリット社から邦訳される予定だそうです。

また、コースのオリジナルエディションであるヒュー・リン・ケイシー版も同社から邦訳出版されるとのことで日本でのコース学習環境は急速に整備されつつあります。他にもFIP公認版の『奇跡講座』を邦訳されたJACIMの加藤三代子さんと、最初の邦訳『奇跡の道』をPDFで頒布されていた田中百合子さんのインタビューも掲載されるなど偏らない編集には好感が持てます。（『奇跡の道』もナチュスピ社から出版されます！）

コース学習者やコースに関心がおありの方はvol.22同様、vol.56の今号も保存版です。