幸福になる「脳の使い方」 (PHP新書) の感想
参照データ
タイトル | 幸福になる「脳の使い方」 (PHP新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 茂木 健一郎 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569809458 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
本書は経済的条件の改善が、人間の幸福感を高めるものではないことを皮切りに、
どうしたら幸福感が得られるかを述べたものである。
結論的にいうと、道端に花が咲いていたとか、どこにでも幸福感を得ることができる人
が幸福感を得やすいというシンプルなことではある。
ただ、目的志向が強く、まじめな人には非常に示唆に富む事柄述べられている。
それは、
1、一つのことを幸福になる条件としてはだめだということ(ex.豪邸に住んでも慣れてしまう)、
2、将来の幸福のために、現在を犠牲にしては、本末転倒だということ、
3、むしろ、今を楽しめることが、成果につながる。(さる物理学者の例を挙げている。
成果を求めて研究をしていたらつまらなくなり、ただ物理学を楽しむ以前の姿勢に
戻ったら逆に成果が出たという話である)
ということである(と私は感じた)。
やはり、ほかの本にもあるように、身の周りの人、物事に感謝して、今を楽しむというのが
大事ということなのだろう。
回りくどいが、あることがだめなら、ほかのことがあるさという気安さも必要ということか。
(ただ、自分が変化しているという認識も幸福感への影響が大きいことも述べている)
まじめすぎる人には、お勧めの本だと思う。
(どこかのブログで、住めば都みたいなことを書いてあるのもがあった。
それぞれ自分の好きな町の自慢をしている。しかし、私は思う。
おそらく、この人たちは、どこに住んでもその町の良いところを
見つけることができる人なのだろうと思う。幸福ってこういうことかもしれない)
評価は5点にしたところだが、ほかのレビューアの言うとおり、幸福を説く本の著者は、
有名大卒だったり、医者だったりとそれなりの地位を有している人が多い。
その説くところ、その点は無視している。そういう意味で、
確かに矛盾している側面がある。そのため、マイナス1である。
どうしたら幸福感が得られるかを述べたものである。
結論的にいうと、道端に花が咲いていたとか、どこにでも幸福感を得ることができる人
が幸福感を得やすいというシンプルなことではある。
ただ、目的志向が強く、まじめな人には非常に示唆に富む事柄述べられている。
それは、
1、一つのことを幸福になる条件としてはだめだということ(ex.豪邸に住んでも慣れてしまう)、
2、将来の幸福のために、現在を犠牲にしては、本末転倒だということ、
3、むしろ、今を楽しめることが、成果につながる。(さる物理学者の例を挙げている。
成果を求めて研究をしていたらつまらなくなり、ただ物理学を楽しむ以前の姿勢に
戻ったら逆に成果が出たという話である)
ということである(と私は感じた)。
やはり、ほかの本にもあるように、身の周りの人、物事に感謝して、今を楽しむというのが
大事ということなのだろう。
回りくどいが、あることがだめなら、ほかのことがあるさという気安さも必要ということか。
(ただ、自分が変化しているという認識も幸福感への影響が大きいことも述べている)
まじめすぎる人には、お勧めの本だと思う。
(どこかのブログで、住めば都みたいなことを書いてあるのもがあった。
それぞれ自分の好きな町の自慢をしている。しかし、私は思う。
おそらく、この人たちは、どこに住んでもその町の良いところを
見つけることができる人なのだろうと思う。幸福ってこういうことかもしれない)
評価は5点にしたところだが、ほかのレビューアの言うとおり、幸福を説く本の著者は、
有名大卒だったり、医者だったりとそれなりの地位を有している人が多い。
その説くところ、その点は無視している。そういう意味で、
確かに矛盾している側面がある。そのため、マイナス1である。