「瑞穂の国」の資本主義 の感想

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タイトル「瑞穂の国」の資本主義
発売日販売日未定
製作者渡邉 哲也
販売元PHP研究所
JANコード9784569819112
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

ロシアは、共産主義にも民主主義にも失敗し帝政時代に戻った。
中国は、単なる独裁国家である。
アメリカは、サブプライム問題がきっかけとなりグローバルを前提とした金融資本主義から実体経済主導型の資本主義に回帰しつつある。
EUは、先の議会選挙に於いて示されたように反グローバリズムを掲げた政党が躍進した。
これらは、どう見てもグローバリズムからナショナリズムへ重心移動が起きていて、新自由主義とは、束の間の夢であった可能性が高い。

何故か。「トリクル・ダウン」なぞはウソで現実には、「1%問題」即ち格差問題が特にアメリカ、中国に於いて顕著になっている。殊に若年層の失業率悪化は、政権の命取りになる。

ダボス会議の最大のテーマは、格差解消であった。
ローマ法王は、「トリクル・ダウン」そして、新自由主義の思想を否定した。
グローバル企業の税金逃れにも厳しい眼が向けられ国際的規制が課せられるようになってきた。それにしてもオランダ、アイルランド等は、どのような言い訳をするのだろうか。

アメリカは、中国のバブル崩壊は、避けられないと見たのか対中融和政策を変えた。
経済的には、特に東南アジアでは円がドルの基軸通貨体制をを支えているのである。それは、取りも直さず覇権の問題でもある。
最早、東南アジア諸国は、日本以外頼れない。
日本は、国際的信用が厚い。例えば、世界銀行に対し全額返還したのは日本とドイツである。
日本は、資源がなく天災が多いがそれを乗り越えてきた歴史がある。
法律も守る。信用は、共同体の根っ子である。これが、「瑞穂の国の資本主義」でありそれは、2000年の文化に由来する。
現時点でも、日本でしか作れないキーパーツ、キー素材が多数ある。
失われた20年と言われているが、イノベーションに勤しんでいたのである。

具体論として。
.インターネットの普及によりメディアの扇動=お金が通用しなくなってきている。また、お金に代えられないものがある。
.実は、マスメディアの論調と違って世界各国での日本の人気は高く、大きな期待を寄せられている。

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