万能！怪味ソース (saita mook) の感想

最近よく耳にするようになった「怪味ソース」。
ネーミングは怪しいし、味は複雑だっていうしで、「おいしいの？どうなの？？」と半信半疑だったけど（笑）、
この本をセブンイレブンで見かけたので、思いきって購入。
まるで理科の実験みたいに、調味料と材料を足していって、混ぜておわり。
ボウルからスプーンでひと口分すくって、おそるおそる食べてみたら…
自分で手作りした分だけ、はじめて食べる怪味ソースの新しい味になおさら感動しました。

その複雑なおいしさをなんと説明していいかわからないけど、
表紙に「今までになかった味　こってり辛うま！」と書いてあって、まさにそんな感じだと思いました。
辛味、酸味、甘味、塩味、うま味が、その味の正体らしいです。

それなりに長く生きて、毎日料理をしていると、料理を食べて「おいしいなぁ」と感じることはあっても、「新しい味だな」って驚くことはなくなってくる。
怪味ソースは料理を食べたときの新鮮なうれしさと、好きな味に出会えたときの喜びを、思い出させてくれました。
ということで、★５つ。

本にはイラストや写真や文字で、怪味ソースのアイデアが山ほど載っていて、大変参考になりました。
オムライスや焼きそばにかけるだけ、ゆでたもやしと和えるだけ、なんていう簡単なずぼら？アイデアも載っているので、無理なくごはんに取り入れられます。
ちなみに。本を買って２か月経ちましたが、我が家では子どもたちも思いのほか喜んで食べてくれて、すっかりヘビロテ。
ガラス瓶にいれてストックしています。文句なしにおすすめ。
食べてみてほしいです。