源氏物語 巻五 (講談社文庫) の感想

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参照データ

タイトル源氏物語 巻五 (講談社文庫)
発売日販売日未定
販売元講談社
JANコード9784062757379
カテゴリ古典 » 日本の古典 » 古代・中世文学 » 源氏物語

購入者の感想

 結構、淡々な巻です。源氏は、要は、だれか好きになるとコレクションしたくなるタイプ(ただし、集めた愛人に対してはみんなの面倒をちゃんとみる)。
 そんな源氏が新たなターゲットである玉鬘のまわりをうろうろしているうちに、髭黒の大将が弁のおもとという女房の手引きで玉鬘を手に入れて(=強姦)しまいます。玉鬘は、源氏とその子の夕霧の両方から迫られたあげく、最も関心のなかった髭黒の大将に手折られてしまう、という髭黒以外だれもハッピーでない着地点で決着。一方、源氏と明石の子(明石の姫君)は、朱雀院の子(東宮)に嫁入り成功。夕霧は、雲居の雁の姫君と結婚。
 源氏も40歳、「もう長くはないと思われる自分の存命中」にいろいろ落ち着いたので、念願の出家を遂げたいと思います・・・ってあれほど好き放題やってて、一番やりたいことが出家というのもなんだか???
 とにもかくにも、こうして源氏の半生は大団円に至ります。

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講談社から発売された源氏物語 巻五 (講談社文庫)(JAN:9784062757379)の感想と評価
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