サラリーマンこそ自分株式会社をつくりなさい――1000万円生活を謳歌する の感想

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サラリーマンは資産管理会社を作りなさいというテーマの本は、よくみる。
その手の本は、不動産でそこそこ収益をあげている高年収のサラリーマン向けで、自分には関係ないや。

この本は、あえて「自分株式会社」というのをテーマにあげ、新たな切り口なのかと思った。
もしや自分株式会社を作れば、節税等や別の収益があり、1,000万円生活が可能なのか！　ということを連想させる。

ところが内容を読んでがっかり。
普通にサラリーマンから起業するための一般的な内容であった。
本人は脱サラしたみたいだが、その体験談も少なく、内容は極めて薄い。
自分株式会社とは、起業したあと大変だから、人を雇わず自分でやった方がいいよというレベルで、タイトルとはかけ離れた内容であった。

ただ、冒頭に会社に勤めることへの不満が炸裂していて、そこは「やっぱ、会社勤めってやってられねーや」という共感が得られて面白いので、★２つ。
内容の乏しさでいったら★１つといったところ。