図解三国志 (歴史がおもしろいシリーズ!) の感想
参照データ
タイトル | 図解三国志 (歴史がおもしろいシリーズ!) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 西東社 |
JANコード | 9784791617630 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 世界史 » アジア史 » 中国史 |
購入者の感想
[普及版]となっても相変らず内容が正しくありません。『もう一度学びたい三国志』の唯一の売りであったビジュアルな図版ではなくなり、レイアウトを含めてページが見辛く、読み難くなってしまいました。
『三国志』(正史)を重視しているように見せかけていますが、「演義」(通俗小説)に沿った構成となっていて違和感を覚えます。例えば、第5章「諸葛亮の天下三分の計」です。もちろん、正史において「天下三分の計」は、諸葛亮が最初に提唱したものでも、彼の専売特許でもありません。また、「黄巾の乱」に関する記述も正確さに缺けます。その所為でしょうか?本書の表紙に書かれている英題が、"Romance of the Three Kingdoms"(英語で『三国志演義』のこと)となっています。いずれにしても、本当に大学の講師が書いているのか?という疑問が生じてしまいます。
その代わりでしょうか?各ページの下段に「参考」欄が設けられており、参考になる文献などがあげられています。一見、親切なようですが、正確なことは他の文献から調べて下さいと言われているようで仕方ありません。
『三国志』(正史)を重視しているように見せかけていますが、「演義」(通俗小説)に沿った構成となっていて違和感を覚えます。例えば、第5章「諸葛亮の天下三分の計」です。もちろん、正史において「天下三分の計」は、諸葛亮が最初に提唱したものでも、彼の専売特許でもありません。また、「黄巾の乱」に関する記述も正確さに缺けます。その所為でしょうか?本書の表紙に書かれている英題が、"Romance of the Three Kingdoms"(英語で『三国志演義』のこと)となっています。いずれにしても、本当に大学の講師が書いているのか?という疑問が生じてしまいます。
その代わりでしょうか?各ページの下段に「参考」欄が設けられており、参考になる文献などがあげられています。一見、親切なようですが、正確なことは他の文献から調べて下さいと言われているようで仕方ありません。