自衛隊戦力徹底分析―次世代装備と新編成がわかる! (万物図鑑シリーズ) の感想

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本書は笠倉出版社が万物図鑑シリーズとして刊行している「これが世界の〇軍力だ！」の
自衛隊版です！

今までこのシリーズは「世界の〜」と謳っている通り、あくまで世界各国の国軍を紹介する本だったので、
自衛隊の扱いもあくまでその内の一つとして紹介されているに過ぎませんでした。しかも百数カ国を一冊の
本に凝縮しているため、その扱い僅か数ページ！　工ｴｴｪｪ(’д｀)ｪｪｴｴ工　・・・不満タラタラでしたよ。

本書は前のシリーズとは一線を画する素晴らしい出来です。感想に入る前にまずは本書の主旨を「はじめに」
から要約すると・・・

「自衛隊の現在の主力装備と陸海空三軍の編制に加え、＜統合機動防衛力＞を実現するために導入される
新たな装備と、編制の変化をできるだけわかりやすく紹介してみました。」・・・です。

次に良かった点を挙げると・・・

今回は自衛隊だけを扱っているので、解説の密度が前のシリーズとは全く違います。全ての兵器に最低でも
２ページはスペースを取り、「Ｆ-３５ＡライトニングＡ」のような注目度の高い兵器には大きくページを割いて
います（Ｆ-３５Ａは４ページ）。

そして写真の美しさもちょっと群を抜いています。これは後で感想でも書きますが、他所の本ではなかなか
拝めない写真が結構あります（そもそも自分はコレに一目惚れしてしまって買ったのです）。

さぁ、以下に目次を列記しつつ感想を交えてゆきますよ。　(∩’∀｀＠)⊃
購入の際の参考にしてネ’

　　　はじめに

　　　巻頭特集　　写真で見る最新兵器画像

掲載兵器　　いずも　　１０（ヒトマル）式戦車　　ＸC-２　　先進技術実証機　/　ＡТD-Ｘ　　　　　　
　
　　　　　　　　Ｆ-３５Ａ　　P-１　　そうりゅう　　グローバルホーク　　ペトリオットPＡC-３

９ページに渡る写真のみの特集。「いずも」と「１０式戦車」と「ＸC-２」は見開きです。

　　　section１