新潮 2015年 10 月号 [雑誌] の感想

筒井康隆の長編が読みたくて購入したが、理解出来なかったし、再度読み返す気にも今の所なってはいない。youtubeの「筒井康隆が初めて明かす"創作の極意と掟"とは!? 　『創作の極意と掟』刊行記念イベント」（https://www.youtube.com/watch?v=Sxr2KG7PTiI）によれば御大が「作者は自分の書きたいモノを書いてそれを読みたいと思う人間が最初のファンだ」と言われるが「私は御大のファンにはなれない」という思いを強くした。旧作の「農協月に行く」「日本以外全部沈没」などは面白い！と思ったのだが御大が進みすぎるのか、自分が付いて行けないのか判らない。

「買った以上は元を取らねば」と目を通したが、鴻巣友希子の「「風と共に去りぬ」の謎を解く」は面白かったので、元は取りました。

筒井康隆氏の小説は約40年前の学生時代から読んでいて、どれを読んでも結構面白かった。なので、今回も大いに期待して注文することに。いつも買っているアマゾンさん本体には無く、プレミアが付いたものしかなかったので、他のサイトを探していたら楽天にあったので早速購入。
感想はクロシロ太郎さんのレビューとほぼ同じ。自分にとっては「最高傑作」なんてとても言えない。いつ面白くなるのだろうとわくわくしている内に終わってしまった。本当は評価をシロクロ太郎さんと同じ、星一つにしようと思ったけど、楽しめた部分もあるので、星二つにしました。
筒井康隆さんの前の著作を読み直して口直しします。