アーティストファイル　吉田拓郎　オフィシャル・データブック の感想

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2007年頃に発売された地球音楽ライブラリーの改訂版です。当時インターネットで正誤表が作られるくらい間違いが多かったのですが、それらがすべて反映されてデータブックとしての精度はあがったと思います！

しかし残念ながら前回からの間違ったアルバム解説がそのままなのは残念です。
自分にとって思い入れのある「TAKURO TOUR 1979」「Vo;2　落陽」＝COMPLETE TOUR 1979としてCD化されたアルバムですが
大きな誤解を産む間違いがあります。

「TAKURO TOUR 1979」
アルバムの１曲目の知識は実際の篠島では４０曲目に演奏されておりコンサートの曲順通りに進行しているわけではない。とありますが
ローリング３０から続く知識は篠島のテイクではなく武道館の１曲目の知識です。（歌は修正アリ）

40曲目の篠島の方はラストステージの１曲目になりますがもちろんローリング３０はかかる訳も無くイントロの途中での大歓声を聞けば分かるように篠島の１曲「ああ青春」とおなじように本人登場による大歓声です。

「Vol.2 落陽」
落陽はVol1にも収録されていたが両方とも武道館の演奏でこちらに収録された弾き語りはアンコールで演奏されたとありますが
弾き語りの方が本編でVol1の落陽がアンコールです。

このような語り継がれて行くべきオフィシャルデータブックで歴史的なライブアルバムの解説のこのような間違いが訂正されていないのはとても残念です。
バイブルとして残したいからこそ、こちらも訂正して頂きたかったです。もったいないです。