ハーモニーという世界~アニメが名画になる瞬間~ の感想
参照データ
タイトル | ハーモニーという世界~アニメが名画になる瞬間~ |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | ぴあ |
JANコード | 9784835628325 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 作品集 |
購入者の感想
熱いレビューが書かれていたので、それにも感銘を受け、記させてもらいます。
私自身、出崎監督と杉野さんコンビ作品、「ガンバの冒険」などなど、
それらに魅入られ、アニメーターになった経緯があります。
出崎監督の演出は、「なぜ、ここでハーモニー!?」「なぜ、ここで画面分割!?」という弾け方もありますが、
それがカッコイイ。 何故とか理屈じゃなく、それがカッコイイ。
「とっとこハム太郎(劇場版)」でさえ、監督の手に掛かると、ハーモニーに画面分割に、
思わず、「よっ、出崎!」と声を上げたくなる。
出崎監督は芸術家肌の演出家でしょうから、計算した演出+感性による表現も往々にしてあったでしょう。
間違いなく、稀有な天才肌の作家、演出家と思う。
実相寺監督などもそうですが、特徴的な演出は、他の者が行うと真似に見えてしまいますが、
作り手の「魂」は受け継がれる。受け継がれていく。と考えるので、
出崎演出、ハーモニー、杉野昭夫さん方々の2D手描きの凄み、
それらを知らなくなる世代のクリエイター方々、この熱い名書と出会ってください。
惜しくも今は亡き、出崎監督の演出魂を感じて戴ければと、
魅入られたファンの一人として、僭越ながらレビューさせて頂きました。
本書に載っていますが、「宝島」のラスト、シルバーのハーモニー画はずっと心に残る。
あの一枚のために、あの作品はある。と思うぐらい。
私自身、出崎監督と杉野さんコンビ作品、「ガンバの冒険」などなど、
それらに魅入られ、アニメーターになった経緯があります。
出崎監督の演出は、「なぜ、ここでハーモニー!?」「なぜ、ここで画面分割!?」という弾け方もありますが、
それがカッコイイ。 何故とか理屈じゃなく、それがカッコイイ。
「とっとこハム太郎(劇場版)」でさえ、監督の手に掛かると、ハーモニーに画面分割に、
思わず、「よっ、出崎!」と声を上げたくなる。
出崎監督は芸術家肌の演出家でしょうから、計算した演出+感性による表現も往々にしてあったでしょう。
間違いなく、稀有な天才肌の作家、演出家と思う。
実相寺監督などもそうですが、特徴的な演出は、他の者が行うと真似に見えてしまいますが、
作り手の「魂」は受け継がれる。受け継がれていく。と考えるので、
出崎演出、ハーモニー、杉野昭夫さん方々の2D手描きの凄み、
それらを知らなくなる世代のクリエイター方々、この熱い名書と出会ってください。
惜しくも今は亡き、出崎監督の演出魂を感じて戴ければと、
魅入られたファンの一人として、僭越ながらレビューさせて頂きました。
本書に載っていますが、「宝島」のラスト、シルバーのハーモニー画はずっと心に残る。
あの一枚のために、あの作品はある。と思うぐらい。