ニセコイ 3 (ジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | ニセコイ 3 (ジャンプコミックス) |
発売日 | 2012-08-03 |
製作者 | 古味 直志 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088705033 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
鶫の正体が女の子とバレます(しかも巨乳)
楽を巡るヒロインが千棘に小咲に鶫にとだんだん増えますね
ハーレムモノかと思うけど意外とストーリーがしっかりしてますね。この巻はサービスシーン多目ですね。
楽を巡るヒロインが千棘に小咲に鶫にとだんだん増えますね
ハーレムモノかと思うけど意外とストーリーがしっかりしてますね。この巻はサービスシーン多目ですね。
古味直志「ニセコイ」3巻。
「ニセコイ」はベタや王道って言葉で形容される事が多い漫画だけど、単行本でまとめて読んでみると実に丁寧に
千棘と楽がお互い惹かれあっていく様子が描かれている、という事に気付いてとても感心してしまう。中でも特に顕著なのが
それぞれを名前で呼び合う一連のシーンで一応仮の恋人設定から始まった漫画なのにも関わらず
初めて名前を呼び合うまでに3巻も費やしているという事実
それも複線込み、という事で
最初は事あるごとに対立していた二人がちょっとしたきっかけや互いの優しさに触れて惹かれあってく様は読んでてとても気持ちが良い
確かに王道だし目新しさを追求している作品って訳ではないけれど、この堅実なテイストは個人的には大好きで
割と相思相愛に近い状態から始まる恋愛ものがトレンドになっていると思える今では
逆にこれはこれで個性があると思えて、古き良き正しいラブコメの一つとして作用してるんじゃないかと。
最初は二人の煮え切らない関係性にやきもきしていた方も、この巻を読めば結構普通にニヤニヤ出来るんじゃないかと思う。
複数のヒロインが出てくるという事はイコール単なるつまみ食いになっていまう危険性もはらんでいるんだけど
「ニセコイ」の場合は、この3巻を通して読んでみた感触としてはちゃんとメインヒロインの千棘をおざなりにせずに
しっかりと一歩一歩距離を近づかせているな、っていう連載作品ならではの面白味があって
ちゃんと「ニセ」が「真実」になっていくその過程を丹念に描けてる印象
で、読者としてはそのちょっとずつ変わっていく様子が最高に面白いと思える訳で、テーマから逃げない姿勢もまた好感が持てる
勿論他ヒロインズの可愛さも健在でつぐみの動転っぷりは微笑ましいし珍しくお色気重視の温泉回もあったりと
読者を退屈させないその手さばきもまた見事だと思える、一本筋の通った良作ラブコメに仕上がっていると改めて感じられた3巻目でした。
本筋の楽しさを保ちつつも、寄り道の賑やかさもまた素直に楽しめる、癖がなく芯のある作品として読めるのがまた素敵だな、と。
「ニセコイ」はベタや王道って言葉で形容される事が多い漫画だけど、単行本でまとめて読んでみると実に丁寧に
千棘と楽がお互い惹かれあっていく様子が描かれている、という事に気付いてとても感心してしまう。中でも特に顕著なのが
それぞれを名前で呼び合う一連のシーンで一応仮の恋人設定から始まった漫画なのにも関わらず
初めて名前を呼び合うまでに3巻も費やしているという事実
それも複線込み、という事で
最初は事あるごとに対立していた二人がちょっとしたきっかけや互いの優しさに触れて惹かれあってく様は読んでてとても気持ちが良い
確かに王道だし目新しさを追求している作品って訳ではないけれど、この堅実なテイストは個人的には大好きで
割と相思相愛に近い状態から始まる恋愛ものがトレンドになっていると思える今では
逆にこれはこれで個性があると思えて、古き良き正しいラブコメの一つとして作用してるんじゃないかと。
最初は二人の煮え切らない関係性にやきもきしていた方も、この巻を読めば結構普通にニヤニヤ出来るんじゃないかと思う。
複数のヒロインが出てくるという事はイコール単なるつまみ食いになっていまう危険性もはらんでいるんだけど
「ニセコイ」の場合は、この3巻を通して読んでみた感触としてはちゃんとメインヒロインの千棘をおざなりにせずに
しっかりと一歩一歩距離を近づかせているな、っていう連載作品ならではの面白味があって
ちゃんと「ニセ」が「真実」になっていくその過程を丹念に描けてる印象
で、読者としてはそのちょっとずつ変わっていく様子が最高に面白いと思える訳で、テーマから逃げない姿勢もまた好感が持てる
勿論他ヒロインズの可愛さも健在でつぐみの動転っぷりは微笑ましいし珍しくお色気重視の温泉回もあったりと
読者を退屈させないその手さばきもまた見事だと思える、一本筋の通った良作ラブコメに仕上がっていると改めて感じられた3巻目でした。
本筋の楽しさを保ちつつも、寄り道の賑やかさもまた素直に楽しめる、癖がなく芯のある作品として読めるのがまた素敵だな、と。