OLFA ハイパーAL型 193B の感想

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参照データ

タイトルOLFA ハイパーAL型 193B
発売日販売日未定
販売元オルファ
JANコード4901165201614
カテゴリ大工道具・用品 » 切断工具 » ナイフ » カッターナイフ

購入者の感想

 テール部のツメが魅力だったので購入。さっそくダンボールや厚紙を折り曲げる時に使った。折るべき線にすじを入れて、楽に、そして正確にその場所を折ることが出来た。

 ツメ自体は刃ではないので、手を切るようなことは無い。厚みは実測で、全体が1.2mm、先端部分は少しだけ薄くしてあり0.8mm ほどだった。本体との結合がどのくらい強固にしてあるかは判らないが、こじるような使い方も想定されているようだ。

 カッターとして、全体の作り、精度は悪くない。平凡なカッターなら、出した刃先を左右に動かすと多少のガタツキがあるものだが、本品にはそれが無い。こういうところがしっかりしているのは良かった。

 滑り止め素材の黒い部分は本体を全体的に覆っているので、持ち方に関わらず手は滑らないと思われる。予想以上にグリップし、長時間の作業でも手が疲れにくい。うっかり落とすようなミスも起きにくいだろう。
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 初日、スライダーを後端まで戻す際、後ろへ抜けてしまうような不安を感じた。その理由は、刃を戻す最後の一目盛り(=刃を出す時は最初の一目盛り)が、なぜか省略され、この部分の動きが2倍の距離になっている事。通常なら、「一目盛り分動かしているのにカチッと言わない時」 はスライダーが後ろへ抜ける時だ。なので、あわてて手を止めてしまった。
(金属パーツの突起があるので、実際にはスライダーは止まる。あくまでも感覚的に不安という話)

 これには実用上の欠点もある。最初の一目盛りで通常の二つ分(1cm 弱)刃先が出てしまうので、「刃を数mm だけ出す」 事が出来ない。このせいで、例えばダンボール箱を開ける際、ダンボールの厚みを超えてしまう(=中の物を傷つけるリスクがある)。自慢のツメが使えない事は多々あるし、いずれにせよ、本来あったはずの一目盛りをわざわざなくす必要はない。

(刃を折ると短くなるので、「最初の一目盛りが長い」 事の影響を受けなくなる。つまり、一度でも刃を折ればこの設計自体が機能しなくなるわけで、何を狙ったにせよ、やはり意味が無い)
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この商品には、大きな注意点があります。
それは、この商品には、刃を折る機能が備わっていない点です。

通常、カッターナイフの後部にはキャップがあり、これが刃の栓として機能するとともに、
刃を折る際の道具としても使用できる構造となっているのが、一般的な作りです。

しかし、本商品には、後部のキャップがありません。
説明書によると、刃を折るには、別途専用の商品を購入するか、ペンチを用意するように、指示がなされています。

このように、自己完結的な道具として使用できないという点には、注意が必要です。

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