魔法科高校の劣等生 (17) 師族会議編 (上) (電撃文庫) の感想

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参照データ

タイトル魔法科高校の劣等生 (17) 師族会議編 (上) (電撃文庫)
発売日2015-08-08
製作者佐島勤
販売元KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
JANコード9784048653138
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

ええで。ええと思うんや。ほんまやで?なんや?疑ってんのかいな

将輝好きなので応援したい気持ちもありますが(笑)、それ以上に深雪が好きなので、「余計なお世話はやめてくれ」でした(笑)。
そんなことよりなにより、家独自の魔法特性があるのだから、一条家の長男(しかも次期当主)が、四葉家に婿に行っちゃダメでしょ(笑)。
それでいいのか?一条家・・・。
設定を軽んじ過ぎではありませんか、作者様・・・。
物語としては面白い展開ですが、あり得んあり得ん、とイライラが募る展開。
しかも、深雪は達也兄さまラブなんですから、将輝がいくら頑張っても勝てませんしー。
将輝には別の方向で幸せになって欲しいと思います。

第一高校内部の人間模様は面白かったです。確かに、こういう反応するだろうな、と思うほど、キャラクターごとの特徴が描写されていました。
ストーリーは、いろいろな関係者が絡み合って、スターズまで絡んで来て、ぐちゃぐちゃしていますが、ちゃんと終わるのでしょうか。
次号が気になる終わり方でした。早く続き読みたいです。

今回は「師族会議編」と銘打ってはいるものの、主に突然の婚約によって大きく揺れ動く達也と深雪を取り巻く人間模様が中心です。

深雪と達也の婚約は、ほのかには大層ショックだったでしょうが、それでも諦めないと決めた彼女の健気さは(その想いが叶うことはほぼないとわかっていても)応援したくなりますね。(それは同時に彼女の依存心の強さでもあるのでしょうが。)
あと、雫の存在はいろんな意味で貴重だなぁとあらためて感じました。彼女は、実はこの作品の中で、同世代では一番女性として成熟してるのかもしれません。

また、裏では大人たちによる政治的な駆け引きも相変わらず行われてます。
最後の方に行われた師族会議の場で、七草家当主の弘一が真夜に追い詰められる様は、ちょっと面白かったです。
彼は以前から真夜との過去を引きずったまま、くだらない謀略ばかりにふけっていて、正直あまり好感が持てませんでしたので(苦笑)

そして最後の最後、前巻の予告通り、魔法師の今後を左右するであろう大事件が発生。
次巻の予告編を見る限り、事態はさらに混沌としてきそうですね。

その中で達也が相変わらずの「さすがはお兄様です」ぶりを見せてくれるのか?
すでに負けフラグしか見えない将輝の横恋慕はどんな展開になるのか?
また、ほのかの諦めないアタックはどんな風になっていくのか?
また、真由美の本心はどこに着地するのか?
さらには、リーナは物語にどう絡んでくるのか?
左眼が白い老人の正体は一体…?
などなど。

次巻はたぶん11月か12月かな?
気になることがいっぱいで、待ち遠しいです。

今回も面白かったのですが、「魔法」的な描写がかなり薄くどちらかと言えば政治的な策略がメインのお話でした。

前半は大きな変化のあった達也と深雪の学校生活のお話。
深雪が四葉家の当主でと達也が真夜の息子であるということ、
さらに深雪と達也が婚約したということで学校内が不穏な空気を醸し出しているという展開がメインです。
特に、深雪や達也の友人たちのいつもどおりではない反応がリアルでもあり切なくもありました。

幹比古は達也と顔も合わせず避けながら「なんで相談してくれなかったんだ!」と勝手に憤り、
美月はどう接していいかわからず慌てた反応しかできず。
ほのかや雫は深雪に近寄ることも出来ない状態。

そんな中、エリカやレオはいつもどおり達也に接していたのは印象的でした。
そして幹比古や美月に活を入れるシーンはエリカの性格を強く表している名シーンだと思います。
また、雫がほのかに達也と深雪のことを告げるシーンは一見の価値ありです。
どのように友人たちが達也や深雪と仲直りしていくのか、ここが見どころかもしれません。

といった感じで前半は殺伐しつつもほのぼのと過ぎていきます。
しかし後半は一気にきな臭い様相に変化します。

後半のメインは日本、いや世界の動向をも左右する力を持つ十師族たちの様々な思惑やパワーバランスといった
政治的な駆け引きがメインになってきます。
達也と深雪のの婚約に反対し自分の息子を婚約者にさせようとする一条家。
表側では近親婚では遺伝子がどうたらこうたら、と言いつつも裏では
四葉家との力関係を危惧していることが見え見えの描写は非常に上手く描かれています。
そんな一条家の肩を持つ七草家。真由美を達也の婚約者にしたいと行動に出ます。
(相変わらず真由美は達也に恋愛感情は無いんだから! と否定しますが、実は・・・)

また、今回のタイトルでもある「師族会議」が開催され、今後4年間十師族を務める家を選定したり

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