C++実践プログラミング の感想
参照データ
タイトル | C++実践プログラミング |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | スティーブ オウアルライン |
販売元 | オライリージャパン |
JANコード | 9784873111483 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス » 情報学・情報科学 |
購入者の感想
初版が発行され、7年という歳月で、コンピュータ業界は大きく変わっているのですから内容も変わっていて当然でしょう。そのひとつが、「ANSI C++対応」なのではないでしょうか。
さっそく、この本の特徴について述べたいと思います。この本のユニークなところは、いきなり「動く」ソースコードを書かせるのではなく、コメントの書き方から解説しているところです。プログラマがプログラムの一生を考えた場合、「コメント」がいかに重要なものか気づかされました。何気ないことのようですが、こういうところに注意をはらっている点は、まさに実践!!と、言っていいでしょう。
また、ソースコードにわざとバグ(間違い)を忍ばせるという点もユニークです。実際のプログラミング(プロジェクトなど)では、より複雑で発見しにくいバグに遭遇すると思いますが、この本では、どうすればそれを事前に防げるかといったノウハウを少なからず得ることができます。
結論を言うと、この本は純粋にC++を学びたい人や、ただ「動く」プログラムをC++で書きたい人には、あまりオススメできません。「実践」とは、ただ演習をこなすことではなく、プログラムを理解し、そのライフサイクルに付き合っていくと、いった意味合いのように思われます。「プログラムとは?」「プログラムと長い間付き合っていくには?」と、いった疑問を持つプログラム経験者なら、613ページを有意義に過ごせるのではないでしょうか。
さっそく、この本の特徴について述べたいと思います。この本のユニークなところは、いきなり「動く」ソースコードを書かせるのではなく、コメントの書き方から解説しているところです。プログラマがプログラムの一生を考えた場合、「コメント」がいかに重要なものか気づかされました。何気ないことのようですが、こういうところに注意をはらっている点は、まさに実践!!と、言っていいでしょう。
また、ソースコードにわざとバグ(間違い)を忍ばせるという点もユニークです。実際のプログラミング(プロジェクトなど)では、より複雑で発見しにくいバグに遭遇すると思いますが、この本では、どうすればそれを事前に防げるかといったノウハウを少なからず得ることができます。
結論を言うと、この本は純粋にC++を学びたい人や、ただ「動く」プログラムをC++で書きたい人には、あまりオススメできません。「実践」とは、ただ演習をこなすことではなく、プログラムを理解し、そのライフサイクルに付き合っていくと、いった意味合いのように思われます。「プログラムとは?」「プログラムと長い間付き合っていくには?」と、いった疑問を持つプログラム経験者なら、613ページを有意義に過ごせるのではないでしょうか。