Cards on the Table の感想
参照データ
タイトル | Cards on the Table |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Agatha Christie |
販売元 | Macmillan Audio Books |
JANコード | 9781405046282 |
カテゴリ | Audio CDs » Authors, A-Z » ( C ) » Christie, Agatha |
購入者の感想
原文のすばらしさを存分に味わえる朗読です。
登場人物の台詞からナレーションに至るまで、シーンを再現するにあたりテキストを何度も読み込まれているにちがいなく、安心して聴けます。
この作品では、ブリッジのスコアをもとに容疑者4人の心理を読み解くのがポアロの捜査方針になっています。朗読によって上手く心理状態が表現されているので、活字だけで読むよりも人物像が見えるはずです。
ただ、少し「疑わしい人物」らしさを誇張しすぎでは・・・と感じる部分もなくはないです。好みの問題かも知れません。
個人的に一番の聴きどころを紹介するならば、容疑者の一人との会合でポアロが取り乱すシーンがすばらしい。迫真の演技。聴いているこちらが「エパタン!」と言いたくなります。
もちろん、オリヴァ夫人の台詞やポアロの奇行でクスッとなるところも、ユーモラスで素敵です。とくにオリヴァ夫人が上手いので、ファンの人はうれしくなるはず。
購入を考えている人へ:
CD5枚組、全部で約6時間。各章は長さによって1〜6トラックに分かれています。
BGMや効果音は無く、本文のほかにはタイトルとディスク交換のアナウンスが読まれるのみです。
テキストは付いていないので、リスニングで聞き洩らすのがもったいないという人は手元に活字版を用意されるのがいいと思います。HarperCollins社の本でも朗読と異なる箇所がほんのちょっとありますが、十分に目で追えるはずです。少し高くつくことにはなるけれど。
登場人物の台詞からナレーションに至るまで、シーンを再現するにあたりテキストを何度も読み込まれているにちがいなく、安心して聴けます。
この作品では、ブリッジのスコアをもとに容疑者4人の心理を読み解くのがポアロの捜査方針になっています。朗読によって上手く心理状態が表現されているので、活字だけで読むよりも人物像が見えるはずです。
ただ、少し「疑わしい人物」らしさを誇張しすぎでは・・・と感じる部分もなくはないです。好みの問題かも知れません。
個人的に一番の聴きどころを紹介するならば、容疑者の一人との会合でポアロが取り乱すシーンがすばらしい。迫真の演技。聴いているこちらが「エパタン!」と言いたくなります。
もちろん、オリヴァ夫人の台詞やポアロの奇行でクスッとなるところも、ユーモラスで素敵です。とくにオリヴァ夫人が上手いので、ファンの人はうれしくなるはず。
購入を考えている人へ:
CD5枚組、全部で約6時間。各章は長さによって1〜6トラックに分かれています。
BGMや効果音は無く、本文のほかにはタイトルとディスク交換のアナウンスが読まれるのみです。
テキストは付いていないので、リスニングで聞き洩らすのがもったいないという人は手元に活字版を用意されるのがいいと思います。HarperCollins社の本でも朗読と異なる箇所がほんのちょっとありますが、十分に目で追えるはずです。少し高くつくことにはなるけれど。