S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ (ちくま学芸文庫) の感想

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参照データ

タイトルS,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ (ちくま学芸文庫)
発売日販売日未定
製作者レム コールハース
販売元筑摩書房
JANコード9784480096678
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購入者の感想

よくわからなかったのに、レビューを書いても仕方ないように思うが、一応、「ジェネリック・シティ」と「ジャンクスペース」は三回読んで、他は二回読んだので、何か書いてみる。(失礼、間違い、勘違いご容赦)
本書はコールハウスの大著「S,M,L,XL」(1995年。未訳)の文庫版抄訳である。「S,M,L,XL」のうちの現代都市について書かれたエッセイを集め、これに以後に書かれたエッセイ等を加えて訳したものである。後書きには、原書はイメージ錯綜(写真、図が多いということか)、今回の文庫本はイメージはほぼ皆無と書かれているが、「都市」章の二つのエッセイには、結構写真が載っていて、「ストーリー」章の二編にも写真は載っている。
なお、本書全部が難解というわけではない。日本人、日本文化、日本風俗を茶化している「日本語を学ぶ」などはわかりすぎるぐらいよく分かる。表層的な観察と批判が多く、楽しくはないが・・
「問題提起」章
●八編とも重要なエッセイ、論文であることは理解できる。また、読んでいてリズムがあり、なかなか楽しい。しかし、まあ、何が書いてあるかわかる程度の理解か。「基準階平面」はスリリング。「ジェネリック・シティ」はスリリングだが、難解。
「ストーリー」章
●375頁のあとがきで訳者(太田氏)は勘違いをされていて、「ストーリー」章の小見出しで、次の「都市」章のエッセイについて書いてしまっている。それで、本章のエッセイは「日本語を学ぶ」以外は何も解説されていない。重要ではないということか。
「都市」章
●各都市の観察記。「モスクワ」「ロンドン」「ベルリン」「ネヴァダ」「ロッテルダム」「アトランタ」「ニューヨーク」「東京」「湾岸都市」「シンガポール」と続く。「モスクワ」「ベルリン」(実地調査の旅)だけが豊富な写真付き。写真がついているとわかった気になる。他に写真がないのが残念。「シンガポール」は一番長いが退屈だった。(すみません)
「カデンツァ」章
●難解な「ジャンクスペース」のみ
最後に、難解な「ジェネリック・シティ」「ジャンクスペース」について的外れの感想を書く。
「ジェネリック・シティ」

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