バルミューダ 気化式加湿器 Rain（レイン）Standardモデル ERN-1000SD-WK（ホワイト） の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

加湿器には加熱式、超音波式、そしてこの気化式がある。加熱式は電気喰い、
超音波式は水道水のカルシウムも霧化してしまう。加湿の度合いは穏やかだ
が住環境に負荷が少ないのとの思いでこのRainを選んだ。

デザインは素晴らしいのひと言。ただしぶつかったり蹴飛ばせば倒れる。
子供や活発な室内犬のいる家庭は要注意。水は４l弱入る。既製のヤカンなど
でこれだけの容量の物は一般家庭では使うまい。我が家ではミネラルウォー
ター「クリスタルガイザー」のガロンボトルの空きボトルに水道水を入れて
横に置いた。蓋も出来てすぐに補充出来るし一回で満タンに出来て便利だっ
た。

エアコンをフル稼働させる真冬、部屋の大きさにもよるが力不足かな？
５０％オートに設定しておくと結構な音でファンが回りっ放しである。それ
でも一日二回は水を補給していたから、エアコンの乾燥が上回っていたとい
うことか。

最期にメンテナンス。埃を濾すフィルターと水に浸かるフィルター、前者は
掃除機で簡単に手入れが出来るが、後者は面倒である。6l入る普通のバケツ
を用意して、消毒用？に重曹をを溶かして数時間浸ける。また、こびりつい
たカルシウムを取り除くのにクエン酸溶液に浸す。洗って拭いて、という簡
単なメンテではなく場所も選ぶ（風呂場とか）のでここが厄介である。
しかし、このメンテをやらずに使い続けたり、水タンクが空になってフィル
ターが湿っただけの状態になると、とたんに臭う。だからフィルターのメン
テもきちんとやらないといけないし、タンクは絶対空にしてはいけない。

インターフェイスを含めたデザインは素晴らしいし、入れ物さえ確保出来れ
ばこれほど簡単に補充出来る加湿器は知らない。あとはメンテの手間、そし
てフィルターはワンシーズンでダメになる消耗品。そこら辺を考えて選んで
下さいね。わが家の環境ではWi-Fiは必要ないと思いました。動かしっ放しで
したから（笑）