よくわかるクジラ論争―捕鯨の未来をひらく (ベルソーブックス) の感想

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タイトルよくわかるクジラ論争―捕鯨の未来をひらく (ベルソーブックス)
発売日販売日未定
製作者小松 正之
販売元成山堂書店
JANコード9784425852116
カテゴリビジネス・経済 » 産業研究 » 農林水産 » 水産業

購入者の感想

元水産庁の漁業資源課長としてIWCの最前線に立ち、反捕鯨を叫ぶ白人どもと堂々の交渉を展開した小松正之氏のクジラ論争論である。もともとは世界中の名だたる国々(アメリカ、イギリス、フランス、ロシアなど)はみんなクジラ漁に躍起になっていた。アメリカが頻繁に日本近海にまでやってくるようになったのもクジラを採る為だった。そして彼らの過酷なまでの鯨捕獲がクジラ資源を枯渇寸前にまで追い詰めたのだった。その白人どもが、なぜ急に捕鯨から撤退し、あろうことか「反捕鯨」に舵を切ったのか、その身勝手な行動の一部始終が分かりやすく書いてある。昨今、シーシェパードなど反捕鯨団体の行動は益々エスカレートし、過激化の一途を歩んでいる。捕鯨の町太知町にまでやってきては漁業にいそしむ人々をおちょくり侮辱し挑発しては、その一部始終をビデオ撮影し、漁民が怒ると、その原因となった彼らの侮辱行為は一切伏せて、その怒りの映像のみを全世界に配信し、日本のイメージダウンを図ろうとする悪辣な行為を行っている。一読をお勧めする。

小松さんの出身地は岩手県陸前高田市で、生家は先の津波で、完全に流されてしまったが、一族は高台に逃げて全員無事だったという。さすがである。

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成山堂書店から発売された小松 正之のよくわかるクジラ論争―捕鯨の未来をひらく (ベルソーブックス)(JAN:9784425852116)の感想と評価
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