解説 百人一首 の感想
参照データ
タイトル | 解説 百人一首 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 橋本 武 |
販売元 | 日栄社 |
JANコード | 9784816801419 |
カテゴリ | 古典 » 日本の古典 » 古代・中世文学 » 百人一首 |
購入者の感想
中学の頃、これで百人一首を覚えた。
月日は流れ、昭和が平成になり、いまは子供が中学になり百人一首をやっている。
子供のよむ歌を聞いたとたん、驚いたことに三十年以上前に見たきりのこの本の挿絵が蘇ってきた。
なんだかおかしな挿絵だった。
上手いでもなく、かといって下手とも言い切れない。
似たような仕組みの本は今も次々出版されているのに、この本のように個性的な、どこかにひっかかる感じの挿絵ってない。
なんだかひっかかるから、忘れられない。
解説はとても詳しい。
当時の事情や作者の情報までしっかりふまえつつ、こんな風に味わえばいいんだというところがよくわかる。
「歌を鑑賞する」を「共感する」に変えてくれるから、昔の人もこんな風にいろいろ悩んでたんだねとか、けっこう軽薄なヤツだなあとか、未練がましい男だよな〜とか、「わかるわかる、こんな人いるいる」と思えてくるのが楽しい。
月日は流れ、昭和が平成になり、いまは子供が中学になり百人一首をやっている。
子供のよむ歌を聞いたとたん、驚いたことに三十年以上前に見たきりのこの本の挿絵が蘇ってきた。
なんだかおかしな挿絵だった。
上手いでもなく、かといって下手とも言い切れない。
似たような仕組みの本は今も次々出版されているのに、この本のように個性的な、どこかにひっかかる感じの挿絵ってない。
なんだかひっかかるから、忘れられない。
解説はとても詳しい。
当時の事情や作者の情報までしっかりふまえつつ、こんな風に味わえばいいんだというところがよくわかる。
「歌を鑑賞する」を「共感する」に変えてくれるから、昔の人もこんな風にいろいろ悩んでたんだねとか、けっこう軽薄なヤツだなあとか、未練がましい男だよな〜とか、「わかるわかる、こんな人いるいる」と思えてくるのが楽しい。