幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦 [Blu-ray] の感想

私はももクロのファンです。この作品は幕が上がるの本編のメイキングなどと思われて構わないと思います。一般の方で少しももクロに興味があられる程度の方であればこの作品よりも幕が上がる本編の購入をおすすめします。もちろん、ももクロのファンの方にはももクロのメンバーの良さが凝縮された作品だと思いますので、こちらの購入もおすすめします。メンバーのわちゃわちゃや、撮影の裏話などを知りたい方はぜひ。
他のレビューの方で「メイキングなどは本編のブルーレイの特典としてつけるべきだ。運営くそ」などと書かれてありますが、本編の豪華版のBlu-rayには劇中劇となる銀河鉄道の夜や「肖像画」のフルなども収録されており、幕が上がるをより一層楽しむためのコンテンツが多く収録されていることを知らない無知の方の感想だと思われますのでお気になさらず。
特に舞台挨拶に行かれたかたなどはその思い出のひとつとして購入されてみてはいかがでしょうか？

「幕が上がる」は、一般の映画として鑑賞した自分ですが、「幕が上がる、その前に」は
モノノフとして劇場に足を運んだ作品です。

本広監督がとても丁寧に作り上げた映画である事が分かるよう編集されており、映画作成の
ドキュメンタリー作品としてモノノフさん以外が見た場合はこのサイズでも良いと思いますが、

モノノフ目線で見た場合９５分という尺は短く、もっともっとこの世界の中を覗かせて欲しいな、
覗いていたいな、という感が残りました。

パッケージ化の際は「完全版」等でもっと長尺になってリリースされるんだろうと思っていたの
ですが、残念ながらこのパッケージには公開本編以外の映像が入ってはいないように読めました。

今回発表される前までは、「幕が上がる」「幕があがる、その前に」はツインパッケージで発売され、
特典映像として「はじクロ」や先に書いたように「その前に」からもれた映像が提供されるのでは、と
思っていたので、本編そのままの発売はちと残念です。

気持ちはタイトルに書いたとおりで、「その前に。こそ豪華版を！」という事で、満点には★ひとつ
足りないゾ、ということなのです。