神田教授の商品企画ゼミナール―Neo P7 ヒット商品を生むシステム の感想

日科技連のプロジェクトで商品企画にも７つ道具が提案された1995年に出版された「商品企画七つ道具」を第一世代。それを実際に運用して分かった内容をフィードバックして、さらに詳細に記述した2000年の「商品企画七つ道具」3部作を第二世代とすれば、本書はさらに10年の運用を経て、一部のツールを入れ替えさらに手順の汎用性、有効性を向上した第三世代といえる。
一部のマーケッターの暗黙知だった商品企画プロセスを形式知に変換した功績は大きい。多くの企画者に開放して20年近く経ったがその重要性は衰えることなく、さらに進化して読者の期待に応えている。