日米安保と自衛隊 (シリーズ 日本の安全保障 第2巻) の感想
参照データ
タイトル | 日米安保と自衛隊 (シリーズ 日本の安全保障 第2巻) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784000287524 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
日米安保と自衛隊だけでなく、日本の安全保障全般に関する幅広くて質の高い知識が得られます。
このレビューを書いている現在では、国会で安保法制の議論がなされている真っ最中です。
そこでの議論では、「安保法制が違憲かどうか」という、いわゆる「憲法論議」と、「自衛隊員のリスクが増すかどうか」という「リスク論議」の、大きく分けて2つの点に、マスコミの焦点・世間の注目が集まっていると考えます。
しかし、本当に必要な議論は「日本の安全保障はどうあるべきか」ということであり、その点に関する議論が曖昧になってしまっている懸念があると考えています。本書は、そうした本質論に専門家が正面から取り組んでおり、非常に参考/勉強になる一冊だと感じました。
このレビューを書いている現在では、国会で安保法制の議論がなされている真っ最中です。
そこでの議論では、「安保法制が違憲かどうか」という、いわゆる「憲法論議」と、「自衛隊員のリスクが増すかどうか」という「リスク論議」の、大きく分けて2つの点に、マスコミの焦点・世間の注目が集まっていると考えます。
しかし、本当に必要な議論は「日本の安全保障はどうあるべきか」ということであり、その点に関する議論が曖昧になってしまっている懸念があると考えています。本書は、そうした本質論に専門家が正面から取り組んでおり、非常に参考/勉強になる一冊だと感じました。