最後の忠臣蔵 [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 最後の忠臣蔵 [DVD] |
発売日 | 2011-06-15 |
監督 | 杉田成道 |
出演 | 役所広司 |
販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
JANコード | 4988135855237 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 日本映画 » ドラマ |
購入者の感想
江戸元禄期、赤穂浪士による吉良邸討ち入り後の物語。47士唯一の生き残りと言われる寺坂吉右衛門と大石の従者、瀬尾孫左衛門を軸としている。
本作はあくまでフィクションであり、史実ではない。寺坂は討ち入り前に逃亡したとも言われ定かではなく、瀬尾も逃亡後、出家したらしい。
本作では両者共に大石の密命を帯び、寺坂は浪士の遺族を見舞うため(この設定は「忠臣蔵」に基づく)、瀬尾は大石の隠し子を護るために生きながらえる。
主人公である瀬尾の、主たる大石と死を共に出来なかったことへの後ろめたさと密命の完遂とのジレンマによって、悩み生き続ける様が観ていて切なくなる。決してハッピーエンドとは落ちないところに、武士道というはかくなるものか、と目頭が熱くなる。
本作はあくまでフィクションであり、史実ではない。寺坂は討ち入り前に逃亡したとも言われ定かではなく、瀬尾も逃亡後、出家したらしい。
本作では両者共に大石の密命を帯び、寺坂は浪士の遺族を見舞うため(この設定は「忠臣蔵」に基づく)、瀬尾は大石の隠し子を護るために生きながらえる。
主人公である瀬尾の、主たる大石と死を共に出来なかったことへの後ろめたさと密命の完遂とのジレンマによって、悩み生き続ける様が観ていて切なくなる。決してハッピーエンドとは落ちないところに、武士道というはかくなるものか、と目頭が熱くなる。