ジョン・レノンを殺した凶気の調律A=440Hz 人間をコントロールする「国際標準音」に隠された謀略() (超知ライブラリー 73) の感想

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参照データ

タイトルジョン・レノンを殺した凶気の調律A=440Hz 人間をコントロールする「国際標準音」に隠された謀略() (超知ライブラリー 73)
発売日販売日未定
製作者レオナルド・G・ホロウィッツ
販売元徳間書店
JANコード9784198633431
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

簡単にいえば、陰謀論に基づいた、音楽書の体をした本。

訳者が、世界標準音、と 平均律 を混同しているせいで
話が混乱し、わけがわからないことになっている部分が多々ある。
(訳がおかしいな、と思うのは 例えばP79「平均律より低い」⇒平均律が高い、低い、平均律を上げる、下げるという語法はありえないので、世界標準音の440より低い、の間違いか?、P123「417は741の三和音でありながら528の倍音であり」⇒417Hz(ベルクマイスターのG#に近い)と741Hz(F#)を使って”三和音”には普通しないので、三和音という音楽用語をここで使うのは間違っていると思われるのと、Cの倍音はF#なら12倍音までに含まれるがG#は含まれないと思うので、このセンテンスも何かおかしいと思う、P133「A=440を平均律とする」⇒A=440を国際標準音と定める、P153「国際平均律」⇒国際標準音、P198「標準音階」標準音階とは?、P219「全音2オクターブ」⇒半音も交じるので意味が解らない、P278「432Hzや444Hzといった“平均律”以外のチューニングを鋭く聴き分ける」⇒“平均律”ではなく“440という標準音以外の”との意味では?、P339「転調」⇒移調、P337「全音」⇒「全音符」では?、などなど多々…)
それゆえ、ここ暫くあちこちのブログ記事などでこの本を取り上げているが、
どの記事も 混乱している様子が伺える。
話題性はあるかもしれないし、その力によって更に 音と癒しについての研究が深まる可能性が育まれるなら有難いことだが、この訳では、音楽の素人のしかし純粋である人たちを混乱させるだけ、の危惧もある。
ともすると、中には はなはだしい誤解を招いているな、と思う記事も見受けられるので
その点、ひどい本だなぁ、とも思ってしまう。

ジョン・レノンの死について興味がある方は、買わない方が良い。
タイトルは只の売り文句で、彼の死と440のせいだと博士の言う陰謀の関わりに関しては
コールマンの300人委員会ものなどの陰謀論著作の方が、具体的。
この本では、ジョン・レノンの話は、実のところトータル4ページ程度の扱い。

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