DVD付 花 (小学館の図鑑 NEO) の感想

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小学館の図鑑（DVD付 花 (小学館の図鑑 NEO)）は遺伝子解析による新しい植物の仲間わけ（APG分類体系）を基本に並んでいます。
解説は進化した植物から始め、原始的な特徴を残す植物に移っていく構成です。
子供にとっては、花の写真を順に追うことで進化の道筋をたどるように工夫されています。
付属するDVDは海外の映像を集めた50分の珍しい植物自然映像です。

これに対し、学研の図鑑は園芸植物と作物を集めた図鑑となっています。
大きく、草花・花木・温室植物・作物・花の情報館と章が分けられています。
草花と花木は季節によってさらに分類されています。
草花は季節の分類の中でさらに１・２年草、多年草、球根植物に分類されます。
花木は花を見る木を中心として、秋に紅葉する木、実を見る木、食べられる実のなる木が掲載されています。
温室植物は、ラン、サボテン、多肉植物、食虫植物、はち花、観葉植物に分類されています。
作物はハーブ、葉菜、根菜、果菜、イネ、その他に分類されます。
花の情報館は花の育て方や増やし方、花壇や鉢植えの作り方の基礎知識となります。
子供が季節ごとに接する植物を図鑑で調べるという使い方には良さそうです。