運を支配する (幻冬舎新書) の感想
参照データ
タイトル | 運を支配する (幻冬舎新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 桜井 章一 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344983748 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓 |
購入者の感想
新聞広告の紹介内容に興味を引かれてKindle版を購入し読みました。桜井氏と藤田氏の考え方を対比しながら展開される構成となっていますが、所々で違和感を覚える箇所がありました。対談形式でればもっとまとまったものと思います。特に新鮮な内容はありませんでした。Kindke版なのでブックオフに売ることもできずちょっと失敗した感じです。藤田さんに興味のある方は読まれたら良いと思います。それにしても最近の幻冬舎の本の紹介記事やいけいけどんどんの営業の方法に関しては少し疑問を持つようになりました。このように感じるのは私だけでしょうか???
ビジネスリーダーとして抜群の才覚と判断力で成功しているサイバーエージェントの藤田晋社長が著者に名を連ね、その題名が「運を支配する」である。運に対して人間は受動的なもののように認識していたが、「支配する」ほど能動的でありうるのかと、思わず書店で本書に手が伸びた。
共著者の桜井章一氏は、麻雀で20年間無敗の「雀鬼」の異名(ご本人はこの呼称がお好きではないようだが)を持つ方で、主催する麻雀の道場に藤田氏もかつて通っていたそうである。藤田氏が昨年、「麻雀最強位」タイトルを獲得していたとは驚いたが、麻雀とビジネスは、不平等なところからスタートする点、忍耐力を要す点など共通点が多いというのが藤田氏の意見である。
本書は、第1章「ツキを整える」、第2章「運をつかむ人の習慣」、第3章「悪い流れを断つ」、第4章「ツキを持続させる」、第5章「運をまねく作法」からなる。
先ず、桜井氏が各章のテーマに則り、自身の人生哲学に基づく見解を述べ、続いて藤田氏がビジネスの現場を踏まえて語るという形式で、合計39のポイントについて2人の意見が示されている。幻冬舎の見城社長との共著である「憂鬱でなければ、仕事じゃない」に比べ、藤田氏の仕事観が具体的に語られており、興味深かった。サイバーエージェントでは、突然、理由もなく、順調な部署の人員が半減されたりすると聞いていたが、本書でその理由も分かった。総じて、なるほどと頷く箇所が多く、読んで有益だったと感じている。自分の仕事に対する姿勢を改めて見直すことができた。
タイトルにある「運」について、桜井氏は決して不合理であったり理性ではかれないものではなく、当人の日々の行動や平素の考え方、仕事や生活に対する姿勢などが「運」という形で表れたものだとし、藤田氏も、「正しい選択」と「正しい努力」をしていけば、「運」は複利のように積み上がるという。
ビジネスパーソンにも、そうでなくても人生を向上心を持って生きたいとお考えの方に、有益な本ではないかと思うが、終盤の内容は前半ほどの魅力に欠ける部分もあったように感じたので、星4つにさせていただいた。
共著者の桜井章一氏は、麻雀で20年間無敗の「雀鬼」の異名(ご本人はこの呼称がお好きではないようだが)を持つ方で、主催する麻雀の道場に藤田氏もかつて通っていたそうである。藤田氏が昨年、「麻雀最強位」タイトルを獲得していたとは驚いたが、麻雀とビジネスは、不平等なところからスタートする点、忍耐力を要す点など共通点が多いというのが藤田氏の意見である。
本書は、第1章「ツキを整える」、第2章「運をつかむ人の習慣」、第3章「悪い流れを断つ」、第4章「ツキを持続させる」、第5章「運をまねく作法」からなる。
先ず、桜井氏が各章のテーマに則り、自身の人生哲学に基づく見解を述べ、続いて藤田氏がビジネスの現場を踏まえて語るという形式で、合計39のポイントについて2人の意見が示されている。幻冬舎の見城社長との共著である「憂鬱でなければ、仕事じゃない」に比べ、藤田氏の仕事観が具体的に語られており、興味深かった。サイバーエージェントでは、突然、理由もなく、順調な部署の人員が半減されたりすると聞いていたが、本書でその理由も分かった。総じて、なるほどと頷く箇所が多く、読んで有益だったと感じている。自分の仕事に対する姿勢を改めて見直すことができた。
タイトルにある「運」について、桜井氏は決して不合理であったり理性ではかれないものではなく、当人の日々の行動や平素の考え方、仕事や生活に対する姿勢などが「運」という形で表れたものだとし、藤田氏も、「正しい選択」と「正しい努力」をしていけば、「運」は複利のように積み上がるという。
ビジネスパーソンにも、そうでなくても人生を向上心を持って生きたいとお考えの方に、有益な本ではないかと思うが、終盤の内容は前半ほどの魅力に欠ける部分もあったように感じたので、星4つにさせていただいた。