自動車工場のすべて の感想

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今回の著書は私にとって驚異と思えるインパクトがありました。
なぜかというと
私の書棚には新郷先生の著書も含めてＴＰＳ関係は
40数冊はあると思います。が、
どうも、かの有名な看板の仕組みがイマイチもやもやというか．．．．
文章ではなんとなく理解できるのですが、システムの流れの中での位置、作用が
具体的には、どうも理解できなかったのです
それが今回全体の生産の流れとともに、解説されていて、納得理解できました。
例えば全く野球というものを知らない人に対して、
ピッチャーの役割を説明する場合、ピッチャーの動きを詳細に解説しても、野球というゲームの
システムが説明され、その中の位置役割とともに説明しなければ、ピッチャーが何かは理解はできないはずです
この本を読まなければＴＰＳでの看板の仕組みは安易に、誤解されて理解されてしまうのではないでしょうか
そう言う意味で、ＴＰＳを学ぼうとされる方には必読の書だと思います

発祥の国日本はもっとＴＰＳを取り入れなければなければならないという指摘も、
私は事務系の仕事をしていますが、こちらの方も導入効果絶大だと思われます。
ゆえに大賛成です。日本は事務系の仕事もムダが多すぎます