身近な雑草の愉快な生きかた の感想
参照データ
タイトル | 身近な雑草の愉快な生きかた |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 稲垣 栄洋 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480428196 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
なじみ深い雑草がたくさん紹介されている。イラストがまたリアルなので、とてもわかりやすく、「ああ、あの植物はこういう名前なんだ」ということがよくわかる。それぞれの植物の季節ごとの生き方、子孫の増やし方、外来植物の場合はいつ、どうやって日本にやってきたのか。それらについてわかりやすく説明してくれている文章。
ただ、惜しいな、と思ったのは擬人化していること。擬人化されていること自体は読みやすさにつながっていて、いいなと思う部分もあるのだが、時に植物とは関係ないエピソードがやや長い時があって、読んでいてリズムが乱れる時があった。「ここの段落はない方がもっと読みやすいな」と感じるところもあった。その分、もう少しその植物について詳しく書いてもらえたら、もっと良かったかな、と。でも、楽しい気分になる1冊だった。
ただ、惜しいな、と思ったのは擬人化していること。擬人化されていること自体は読みやすさにつながっていて、いいなと思う部分もあるのだが、時に植物とは関係ないエピソードがやや長い時があって、読んでいてリズムが乱れる時があった。「ここの段落はない方がもっと読みやすいな」と感じるところもあった。その分、もう少しその植物について詳しく書いてもらえたら、もっと良かったかな、と。でも、楽しい気分になる1冊だった。