素潜り世界一~人体の限界に挑む~ (光文社新書) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル素潜り世界一~人体の限界に挑む~ (光文社新書)
発売日2014-08-22
製作者篠宮 龍三
販売元光文社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ

購入者の感想

篠宮さん(著者)とほぼ同世代の私は、
中学生のとき、
「グランブルー」を観て、
少々退屈な映画だと感じたことを覚えている。
(観るのが早すぎたのかもしれない)

しかし、
篠宮さんは
この映画を観て、
フリーダイビングに心を奪われると同時に、
当時まだ日本でフリーダイビングが競技としてマイナーだったことに着目し、
自分が日本一(世界一)になれるかもしれないものがここにある、とのめり込んでいく。
この思い込みがすごいなと思った。
私も中学生のうちに気づいておけば、
篠宮さんを出し抜けたかもしれない。

篠宮さんのことはつい最近NHKの対談番組に出演されているのを見て知った。
登山家の竹内洋岳さんとの対談だったが、
篠宮さんの爽やかさと良い意味での真面目さが印象に残った。
また、フリーダイビングという競技への興味も掻き立てられ、
著書を出されていないか探してみたところ、
ちょうどこの本が出版されていた。

私がこの本に期待したことは、
自分には味わえないグランブルー(水深100mの世界にある深いブルー)の世界を
どれだけ伝えてくれるかという点だった。
十分に伝わった。
直接的な描写は、限られており、そう多くない。
そもそもそれは言葉で伝えられるものではないだろう。
代わりに、この本では、
篠宮さんが少しでも深い世界へと潜るためにしている
さまざまな取り組みについて知ることができた。
生活サイクル、食事、ヨガ、禅などなど。
また、大会に優勝しても20~30万円ほどの賞金しかもらえないフリーダイビングでは、
それだけで生計を立てることは到底無理な話であり、
活動を支える収入の確保が不可欠なのだが、
そのあたりについての言及もある。
プロフリーダイバーの全体像を知ることで、
一般的な生活を投げ捨ててでもたどり着きたい深い海の場所とは、
さぞかし特別な場所なのだろうなと、

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

素潜り世界一~人体の限界に挑む~ (光文社新書)

アマゾンで購入する
光文社から発売された篠宮 龍三の素潜り世界一~人体の限界に挑む~ (光文社新書)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.