コア・コンピタンス経営―未来への競争戦略 (日経ビジネス人文庫) の感想
参照データ
タイトル | コア・コンピタンス経営―未来への競争戦略 (日経ビジネス人文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ゲイリー ハメル |
販売元 | 日本経済新聞社 |
JANコード | 9784532190316 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ |
購入者の感想
M・ハマー,J・チャンピー:『リエンジニアリング革命』では「リエンジニアリング」の必要性が説かれていました.しかし,リエンジニアリング,ダウンサイジング,リストラクチャリングなどによって業務プロセスを効率化したとしても,そもそも将来に渡って「核となる事業」,すなわち「コア・コンピタンス」を育てることができなければ,企業の成長は見込めません.その「コア・コンピタンス」の原典が本書です.
本書では,現在のコア・コンピタンスを守りつつ未来のコア・コンピタンスを創る重要性が説かれています.そのためには,未来の市場をイメージし,如何に素早くその市場に参入するかが重要だといいます.そして,この段階で勝負は決まってしまうとまで言い切ります.既に古典といえる程にタイムラグがあり,日本企業礼賛の箇所は汗顔の至りではありますが,後の「ブルー・オーシャン戦略」に通じる良書だと思います.
本書では,現在のコア・コンピタンスを守りつつ未来のコア・コンピタンスを創る重要性が説かれています.そのためには,未来の市場をイメージし,如何に素早くその市場に参入するかが重要だといいます.そして,この段階で勝負は決まってしまうとまで言い切ります.既に古典といえる程にタイムラグがあり,日本企業礼賛の箇所は汗顔の至りではありますが,後の「ブルー・オーシャン戦略」に通じる良書だと思います.