日本刀 (別冊宝島 2288) の感想
参照データ
タイトル | 日本刀 (別冊宝島 2288) |
発売日 | 2015-01-16 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784800235695 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 古美術・骨董 |
購入者の感想
「日本刀」という、切り取り方によっては一見さん門前払いな収集品を、とっつきやすく判りやすく紹介しているのはさすが別冊宝島。
(その分、詳しい人にはちょっと物足りない内容なのかもしれないが)
というか。
―――むしろ、これは発売前日に鳴物入りで開始した「擬人化(美青年)された刀剣を率い、敵と戦う」ブラウザゲームの、女性ユーザーをターゲットとして編集されたのではないか、と、へんな深読みをしたくなってしまうような刀剣が紹介されていたりする。
(いやだって、ゲームを始めたばかりの時には、どうして秋田だの厚だの、「藤四郎」の名がつく短剣が四本(人)も五本も出てくるのか、混乱したプレイヤーが自分含めてたくさんいたとおもうんだ……)
興味持ったきっかけがいわゆる萌え狙いのゲーム、というと眉をひそめる人が多いかもしれないけれど、きっかけがどうあれ、未知を既知に出来ることはとても楽しいことではあるし、多少でも知識があったほうが、博物館めぐりも骨董市ももっと楽しめる。
書店やキオスクで気軽に買える価格なのもありがたい。
閑話休題。
個人的には、後半の拵の特集・解説がとても面白かった。柄、目抜き、鍔etc、etc。
本体だけでなく、こうしたところにもこだわりを追求していくと、本当に身を滅ぼすもとになりかねないなあ、と……。戦でなくとも、刀は充分、命取りになるものらしい。道理で骨董市に、こうしたパーツが一杯並んでいるわけだ。
(きっと、家族に処分されてしまったんだろうなあ……)
(その分、詳しい人にはちょっと物足りない内容なのかもしれないが)
というか。
―――むしろ、これは発売前日に鳴物入りで開始した「擬人化(美青年)された刀剣を率い、敵と戦う」ブラウザゲームの、女性ユーザーをターゲットとして編集されたのではないか、と、へんな深読みをしたくなってしまうような刀剣が紹介されていたりする。
(いやだって、ゲームを始めたばかりの時には、どうして秋田だの厚だの、「藤四郎」の名がつく短剣が四本(人)も五本も出てくるのか、混乱したプレイヤーが自分含めてたくさんいたとおもうんだ……)
興味持ったきっかけがいわゆる萌え狙いのゲーム、というと眉をひそめる人が多いかもしれないけれど、きっかけがどうあれ、未知を既知に出来ることはとても楽しいことではあるし、多少でも知識があったほうが、博物館めぐりも骨董市ももっと楽しめる。
書店やキオスクで気軽に買える価格なのもありがたい。
閑話休題。
個人的には、後半の拵の特集・解説がとても面白かった。柄、目抜き、鍔etc、etc。
本体だけでなく、こうしたところにもこだわりを追求していくと、本当に身を滅ぼすもとになりかねないなあ、と……。戦でなくとも、刀は充分、命取りになるものらしい。道理で骨董市に、こうしたパーツが一杯並んでいるわけだ。
(きっと、家族に処分されてしまったんだろうなあ……)