大阪ことば学 (岩波現代文庫) の感想

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参照データ

タイトル大阪ことば学 (岩波現代文庫)
発売日販売日未定
製作者尾上 圭介
販売元岩波書店
JANコード9784006021689
カテゴリ人文・思想 » 言語学 » 日本語・国語学 » 日本語研究

購入者の感想

15歳の時に大阪へ引っ越してきた私は
近所の子供が「じゃますんで〜」「じゃますんねやったら帰って〜」と掛け合いをして遊び、
誰かがボケれば、誰かがツッコミ、その場に笑いがどっとわく。
あらゆる状況に笑いを生む大阪の人の話術に日々感心していた。

それもそのはず、この本によると大阪の子どもは小学校の休み時間以来、
友だちとの掛け合いの中で、「対人的対応、状況能力の敏捷さと細やかさ」を自然に訓練しているという。
そして、この感覚こそが「大阪ことば」の背後にあるものなのである。

お笑い番組を見て、大阪で人気のある芸人と東京で人気のある芸人はなんか違うなぁ…
大阪で乗る電車の車内と、東京で乗る電車の車内は、なんか居心地が違うなぁ…と感じたことはないだろうか。

この、なんか違うと感じる理由、即ち「大阪ことばの背後にある感覚」を、
著者のピッタリなエピソードで持って、ズバリと解説してくれる本である!

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岩波書店から発売された尾上 圭介の大阪ことば学 (岩波現代文庫)(JAN:9784006021689)の感想と評価
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