増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門 の感想
参照データ
タイトル | 増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 結城 浩 |
販売元 | ソフトバンククリエイティブ |
JANコード | 9784797327038 |
カテゴリ | コンピュータ・IT » インターネット・Web開発 » Web開発 » Java |
購入者の感想
この本の評価は、これだけ読んで理解した人と
たくさん経験を積んでデザインパターンの本質を
理解している人とで正反対になると思います。
一言で言うと、平易に書かれているが、
なかなかパターンの良さを正しく伝えられていない、
大切なものが失われている、ということです。
この本だけ読むと、それに気づけないため、
必ず別の本も読んでステップアップすべきです。
特に厳しいなあと思うのはAbstract Factoryや
Bridgeあたりです。
Bridgeを読んで、バージョン、プラットフォーム、
ライブラリを変えてもクライアントは固有の実装を
意識せずに理想的な層を今までと同じように使えます、
と理解できた人がいるでしょうか?
設計時に、ここはプラットホーム依存だから
Bridgeを使って薄い層を設けようと考えられるように
なった人がいるでしょうか?
オブジョエクト指向の基本原則や
(開放・閉鎖の原則やインターフェイス逆転の原則)
可変性解析(べったり書く部分を切り離す)について学び、
それがパターンでどう活かされているかについて
学ぶと良いと思います。
↑ここらへん、不幸にも世界的には当然ではあるものの
日本にはあまり輸入されていない考え方です。
少し不満を強調しすぎてしまいましたが、
Head Firstデザインパターンと並び、最初に読むには
とっつきやすくて良いと思います。
ただ、この本を読んで終わりにするのではなく
難しくても良書を何度も読むことをおすすめします。0
たくさん経験を積んでデザインパターンの本質を
理解している人とで正反対になると思います。
一言で言うと、平易に書かれているが、
なかなかパターンの良さを正しく伝えられていない、
大切なものが失われている、ということです。
この本だけ読むと、それに気づけないため、
必ず別の本も読んでステップアップすべきです。
特に厳しいなあと思うのはAbstract Factoryや
Bridgeあたりです。
Bridgeを読んで、バージョン、プラットフォーム、
ライブラリを変えてもクライアントは固有の実装を
意識せずに理想的な層を今までと同じように使えます、
と理解できた人がいるでしょうか?
設計時に、ここはプラットホーム依存だから
Bridgeを使って薄い層を設けようと考えられるように
なった人がいるでしょうか?
オブジョエクト指向の基本原則や
(開放・閉鎖の原則やインターフェイス逆転の原則)
可変性解析(べったり書く部分を切り離す)について学び、
それがパターンでどう活かされているかについて
学ぶと良いと思います。
↑ここらへん、不幸にも世界的には当然ではあるものの
日本にはあまり輸入されていない考え方です。
少し不満を強調しすぎてしまいましたが、
Head Firstデザインパターンと並び、最初に読むには
とっつきやすくて良いと思います。
ただ、この本を読んで終わりにするのではなく
難しくても良書を何度も読むことをおすすめします。0