たとへば君―四十年の恋歌 の感想
参照データ
タイトル | たとへば君―四十年の恋歌 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 河野 裕子 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784163742403 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 歌集 |
購入者の感想
河野裕子氏の歌は、晩年の歌が平易で好きです。
「相聞歌」ですが、油の乗っている頃に詠まれた歌は
語彙や文法が難しくて簡単に理解出来ませんでした。
晩年の歌に惹かれた者としては、氏がこんな高度の歌も
詠まれていたんだと知った訳です。(失礼な話ですが・・・)
歌と平行して氏のエッセーもありますが、エッセーの方が
味わい深かったです。
永田氏の方もエッセーが読み応えがありました。
特に最期の場面、淡々と書いてありますが、切々とした
心情が読み取れて哀しい気持ちになりました。
河野裕子さんのご冥福をお祈りします。
「相聞歌」ですが、油の乗っている頃に詠まれた歌は
語彙や文法が難しくて簡単に理解出来ませんでした。
晩年の歌に惹かれた者としては、氏がこんな高度の歌も
詠まれていたんだと知った訳です。(失礼な話ですが・・・)
歌と平行して氏のエッセーもありますが、エッセーの方が
味わい深かったです。
永田氏の方もエッセーが読み応えがありました。
特に最期の場面、淡々と書いてありますが、切々とした
心情が読み取れて哀しい気持ちになりました。
河野裕子さんのご冥福をお祈りします。