週刊 金曜日 2014年 10/17号 [雑誌] の感想

歴史修正主義と「慰安婦」問題/「報道」検証より「慰安婦」検証を/『週刊文春』と大高氏による河野談話つぶしに反論/◆16人の元「慰安婦」たちの証言について/『産経』と歴史修正主義の「限界」/半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと/新聞記者は騒動をこう視る/「日本を取り戻す」という「原理主義」/緊急鼎談 菅原文太×荒井広幸×佐高信/メガソーラーが宇久島を覆う/韓国「江原ランド」が物語る亡国政策の実態/ワイセツって何ですか？/蘇る「10・8」の意思/アベノミクスと叛乱(3)/日本は食品表示の「劣等生」！
＊評者はフェミニズムについて完全なる門外漢だけれど、岡崎京子の『pink』(1989年/マガジンハウス)に〈あんたときたら何よ！！/自分のことばっか考えて自分ばっか正しいと思ってぞっとする/あんたが大好きであたしが大嫌いなワニ！！/生きてんのがきゅうくつそうだからあたしが殺してカバンにしてあげたのよ！！〉(前掲書235頁)というくだりがあるけれど、女性性を邪魔しているのはオヤジたちだけなのだろうか。