砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード 特別版 [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード 特別版 [DVD] |
発売日 | 2006-02-03 |
監督 | サム・ペキンパー |
出演 | ジェイソン・ロバーズ |
販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
JANコード | 4988135566379 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
これは本当に掘り出し物でした。
まずオープニングタイトルにやられました。
特に本ストーリに切り替わる前のタイトルが超カッコよく、ラス・メイヤー的タイトル好きにはたまらないものがありました。
映像、音楽、登場人物すべてにおいてよかったです。
特に美しい砂漠のシーン、後半部分がよかったです。
難を言えば時々不自然なコメディ調のシーンがあり(特に町中のシーン)それが全く面白くない上に妙に浮いていて全体の調和を乱す結果に。(主演女優ステラ・スティーブンスの特典インタビューによるとペキンパー自身はコメディ映画を取っていたつもりだったとか。)
70年代に制作されたもので一見、西武劇のようですが美しい映像、時間の捉え方、登場人物の距離感、ソフトロック調のしっとりしたフォークソングなど私の大好きな70年代のB級ヒッピー的もしくはロードムービー的なにおいがする作品です。
映画の最後の方で車が登場、馬社会から車社会への移行、そして主人公のお葬式とともに西部劇時代の終わりを告げます。
サム・ペキンパーの西部劇への鎮魂歌ともとれる作品です。
全体に流れるトーンは静かな明るさがあっていわゆるペキンパー的な緊張感とか神経にくる恐怖感とかなく(一番最初のオープニングシーンと街の登記所の職員がハエを殺すシーンぐらい。)今まで見たペキンパーの作品とは異質な感じがしました。
過去の作品でもまだまだ掘り出し物ってあるんだなとうれしくなります。
まずオープニングタイトルにやられました。
特に本ストーリに切り替わる前のタイトルが超カッコよく、ラス・メイヤー的タイトル好きにはたまらないものがありました。
映像、音楽、登場人物すべてにおいてよかったです。
特に美しい砂漠のシーン、後半部分がよかったです。
難を言えば時々不自然なコメディ調のシーンがあり(特に町中のシーン)それが全く面白くない上に妙に浮いていて全体の調和を乱す結果に。(主演女優ステラ・スティーブンスの特典インタビューによるとペキンパー自身はコメディ映画を取っていたつもりだったとか。)
70年代に制作されたもので一見、西武劇のようですが美しい映像、時間の捉え方、登場人物の距離感、ソフトロック調のしっとりしたフォークソングなど私の大好きな70年代のB級ヒッピー的もしくはロードムービー的なにおいがする作品です。
映画の最後の方で車が登場、馬社会から車社会への移行、そして主人公のお葬式とともに西部劇時代の終わりを告げます。
サム・ペキンパーの西部劇への鎮魂歌ともとれる作品です。
全体に流れるトーンは静かな明るさがあっていわゆるペキンパー的な緊張感とか神経にくる恐怖感とかなく(一番最初のオープニングシーンと街の登記所の職員がハエを殺すシーンぐらい。)今まで見たペキンパーの作品とは異質な感じがしました。
過去の作品でもまだまだ掘り出し物ってあるんだなとうれしくなります。