モノトーンミュージアムRPG リプレイ 常闇のシェヘラザード (ログインテーブルトークRPGシリーズ) の感想

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参照データ

タイトルモノトーンミュージアムRPG リプレイ 常闇のシェヘラザード (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
発売日販売日未定
製作者すがのたすく
販売元エンターブレイン
JANコード9784047281479
カテゴリ » ジャンル別 » ゲーム攻略・ゲームブック » TRPG・カードゲーム

購入者の感想

ゲームについて:
FEARさんのゲームに慣れている人にはルールの把握は難しくないでしょう。
でも、フレーバー作りや世界観の構築の要素として、用語(技能等の呼び名)がいじってあり、
本来の日本語の意味とはかけ離れている部分もあるため、最初は戸惑います。
(<奥義(天下繚乱)><神業(NOVA)><加護(アルシャード)>→<逸脱能力>、<殺戮者(ブレカナ)>→<伽藍>等)

リプレイについて:
<一話目>
GMの個性がまず楽しい。
時々GMの中の人が漏れ出たり、メタ会話が混ざったりで楽しげな様子が独特の風情で書かれます。
「真摯ではあるが、データ的拘束力の無い口調」

次に楽しいのはPCの造形、どこかで見たことあるような設定(ニヒルな復讐鬼、御令嬢、等)ですが、それで終わらない。
味付けは尖っているのに(ニヒルなのにツンデレ台詞の激甘党、腹黒生臭な絵本作家、等)加減は押さえてあって、するすると読めてしまいます。
プレイヤーがキャラクターになりきるのではなく、キャラを演じる一方でプレイヤーとしてメタ視点を楽しむ様子が、読者も楽しくさせるのでしょう。
「あんた本当にPC-1か!」

GM、PCとも、こんな感じのプレイがずっと続いていきます。
シナリオ自体は、程よく単純な定番、だけどGM,PCの演出と掛け合いで退屈が無い。

<二話目>
一話目より幾分シリアスに進んでいきます。でも、プレイの雰囲気は同様に楽しげです。NPCのっとり連発。
PC1とは到底思えない悪鬼ロールでシナリオの予定が変わったりもしてますが、それもまたよし。
プレイヤーの演出を楽しむGMの余裕が、リプレイに楽しさを増しています。

一話二話の前後編で物語はまとまり、プレイヤーが綺麗にエンディングを〆て読後感もよし。

お値段が張るのでちょっと減点です。

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