Number(ナンバー)870号　二十歳のころ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック　ナンバー)) の感想

羽生選手についての記事はカラー４Pだったが、記事本文は２Pだった。
記事のテーマ「二十歳になるまでの羽生結弦。二十歳になった羽生結弦。」という対比が面白い。
それを、端的に物語るのが、羽生が言う「壁の存在」である。

不調に終わった十代ラストの試合NHK杯で羽生が感じた壁の存在が、
二十歳になった初戦のグランプリファイナルを経て、全日本選手権、までの記事としてつづられており、
載せられた羽生選手のことばが生々しく、興味深かった。
この面白さは、インタビューを重視している羽生選手ならではといえよう。おすすめ。