「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度 の感想

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参照データ

タイトル「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度
発売日販売日未定
製作者前田出
販売元アチーブメント出版
JANコード9784905154488
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 経営理論

購入者の感想

 本書では、「協会をつくって、講師を育てる仕組みをつくろう。そうすれば、
講師たちが稼いでくれる」と提唱しています。

 私の顧問先がこれを実行しようとして再三再四失敗しています。その原因は、
あまりにも簡単。仕組みはあっても、運用するのは「人」であること。
 本書では、この点に対して具体的な話はありません。仕組みの説明のみです。

<お勧めのページ>
 とは言え、参考箇所もあるので、先に記させていただきます。

p.97 アップル社のメッセージ
 同社の宣伝文句は「WHY」=「信条」から始まっているとのこと。
 なるほど、この点は同感です。
 中小企業では「企業理念」(≒社長の思想)が参入障壁になりますから。

p.172 事例:大家検定
 事例に挙げられている浦田健氏が主宰されている一般財団法人日本不動産コミュ
ニティーが運営している「大家検定」の紹介記事はお勧めです。
 この検定は、他の検定・認定との違いは、不動産鑑定士や宅地建物取引主任で
もわからない不動産運用の分野であり、それらの国家資格と併存できる検定だと
思います。

<突っ込みを入れたくなるページ>
p.70 講座の原価
 原価項目をさらっと羅列しているだけ。
 講座を自前で開催したことがあれば、その手間暇を知っているでしょう。ビジ
ネスモデルさえあればもうかると勘違いしている人には、過酷な現実が待ってい
ます。

p.89 講師業よりもその周辺で儲けている人がたくさんいる
 「たくさん」があやふやです。
 おそらく、ノウハウ本・セミナー(電子書籍、infotopなど)で稼いでいらっ
しゃる人はいるでしょう。でも、無数にいるというのは言い過ぎでは。

P.122 人を動かす仕組みがある
 本書の要旨は「講座ビジネスだと、生徒さんが知人を紹介してくれる程度で留
まる、しかし、講師を育てると講師が集客をしてくれる」という仕組みを作れと

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