その損の9割は避けられる: “後悔しない選択”ができる行動経済学 (単行本) の感想
参照データ
タイトル | その損の9割は避けられる: “後悔しない選択”ができる行動経済学 (単行本) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大江 英樹 |
販売元 | 三笠書房 |
JANコード | 9784837925576 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
この本には、よくありがちな消費者の心理行動が書かれており、それに対して、その行為が損につながることを述べていた。
紹介されている行動の多くがまさに「あるある」。
おそらく誰もが経験していることであろうことから「損」につながることを紹介している。
私にとって、身につまされたのが「『元をとろう』は相手の思うツボ」や「もったいないという気持ちがさらなる損を生む」ということばだった。
ランチビュッフェに行き、元をとらなきゃとばかりに食べ過ぎて、具合が悪くなってしまえば、かえってそのほうが自分が損する羽目になるし、あらかじめ前売りを買っておいた映画を観に行った際に、予想以上につまらなかったとしても、せっかくチケットを買ったのだからもったいないという意識が働き、最後まで観てしまうという行動は、充実した時間を逃しているため、損をしていることになる。
作者が挙げている一つ一つは、これまでの自分の行動の中で当てはまるものがあり、いかに自分が損をしてきたかを思い知らされる。
だれでも1日は24時間と決まっている。その24時間を充実したものにするには、自分が抱えている時間に対する意識が必要だ。自分の中で合理化を意識することで日常生活も目標ができ、良い方向で変わっていくだろう。
現状と今後を見据えた考え方にヒントを与えてくれる1冊だった。
紹介されている行動の多くがまさに「あるある」。
おそらく誰もが経験していることであろうことから「損」につながることを紹介している。
私にとって、身につまされたのが「『元をとろう』は相手の思うツボ」や「もったいないという気持ちがさらなる損を生む」ということばだった。
ランチビュッフェに行き、元をとらなきゃとばかりに食べ過ぎて、具合が悪くなってしまえば、かえってそのほうが自分が損する羽目になるし、あらかじめ前売りを買っておいた映画を観に行った際に、予想以上につまらなかったとしても、せっかくチケットを買ったのだからもったいないという意識が働き、最後まで観てしまうという行動は、充実した時間を逃しているため、損をしていることになる。
作者が挙げている一つ一つは、これまでの自分の行動の中で当てはまるものがあり、いかに自分が損をしてきたかを思い知らされる。
だれでも1日は24時間と決まっている。その24時間を充実したものにするには、自分が抱えている時間に対する意識が必要だ。自分の中で合理化を意識することで日常生活も目標ができ、良い方向で変わっていくだろう。
現状と今後を見据えた考え方にヒントを与えてくれる1冊だった。