【Amazon.co.jp限定】FURY / フューリー プレミアム・エディション（初回生産限定）（ガールズ＆パンツァー 特典ブルーレイディスク付） [Blu-ray] の感想

劇場で一度、レンタルDVDで数回、更に本製品を観た上でコメント致します。

1本編ディスク収録の特典、特に未公開シーンは必見です。本編で描かれなかった謎が解明されます。　　また音声もDTSなのでホームシアターで鑑賞される方は迫力ある重低音に満足される事でしょう。

2ボーナスディスクについては本編ディスクと被る内容が有るものの、ミリタリに詳しくない方でも当時の背景等がよく解る様な造りになっています。　ディスカバリCHや動画サイトでよく見かけるシーンも有りますが、非常に綺麗な画像なのでマニアの方でも満足して頂けると思います。

3「ガールズ＆パンツァー」ディスク。実は自分今回初めてガルパンなるものを知ったので参考の為にこのセットを購入しました。内容は他の方の言う通り少々もの足りなくDVDでもいいんじゃないかと・・・・・しかし以前からそのような傾向は有りましたが自分にとってはカルチャーショックでした。

4「付属ブックレット」　製作過程と予備知識が半々。コアなファンには少々物足りないでしょうが、中程度以上の戦車ファンは嬉しいオマケです。何せミリタリ系の書籍は高価な物が多いですから。

【内容について】
賛否両論、特に「リアリティー」と言う言葉が良くも悪くも独り歩きしています。「プライベートライアン」後のメジャー系でWWIIものを作る為にはリアリティーは必要不可欠だったのでしょう。ブラッド・ピットをはじめ、俳優陣の入れ込み様は凄まじく、彼らを取り巻く厭世感は半端なものでは有りません。あの演技を観るだけでも充分観る価値は有ります。

また最終減速機が（すいません、中ミリオタです）すぐに壊れる実物のタイガーIを使用した製作陣の意気込みも感じられるのですが、皆さん御指摘の通り戦術等はまるっきりセオリーから外れています。そこは映画として割り切るにしても上記1の様に特典を見ないと解らない箇所が有り残念でした。