ホビット 決戦のゆくえ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルホビット 決戦のゆくえ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]
発売日2099-01-01
監督ピーター・ジャクソン
出演イアン・マッケラン
販売元ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
JANコード4548967164107
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アドベンチャー

購入者の感想

「作品としての完成度は、もしかすると今ひとつかも」…それが、観た後の最初の感想でした。
それでも、かなりの数の主要キャラクター全ての存在感、こだわり抜いた中つ国の映像化など、多くの部分でとてつもないパワーを持っているのは間違いないでしょう。
細かな会話の仕上がりも、これまでのシリーズの脚本同様、ユーモアと示唆に富んでいます。

見どころもたくさんあります。
・バルドvsスマウグ
・サルマンの大殺陣
・冥王と対峙するガラドリエル
・闇の勢力軍との戦い
・ドワーフの王族達vsアゾグ
・ラスト前のタウリエルとスランドゥイルの迫真の会話
…などなど

ただ、惜しむらくは、物語りの重要な転換点となる、トーリンの(欲望に囚われた心理状態からの)覚醒と、それに至る揺れ動きの描写が、少々雑に思えたこと。
LOTRシリーズでのフロドの精神の複雑な動きと比べると、やはり説得力に欠けていた印象です。(無論、フロドは3作品を通じて、丁寧にトレースできたので、比較すること自体が酷とも言えますが。)
もしかすると、劇場上映での尺の制限もあったのかもしれませんが、全体的に、エピソードとエピソードのつなぎ目などに、いくつか唐突感をおぼえた部分があった…というのが正直なところです。
それと、ちょっとだけLOTRシリーズへの“つながり”を意識しすぎたのかな…という印象もチラホラ。

とは言え、これは初回鑑賞時の第一印象。
2回目以降は、既に展開がわかっているので、きっとそんなに気にならなくなるんだろうなとも思います。
どちらにせよ、そういう“違和感”の部分などは、EEで改善されるよう期待したいですね。

結論として、EEでのシリーズ購入をされてる方は(そちらのリリースまで待てるのであれば)わざわざ買うことはないのではないかなと。
もし、EEほど時間をかけずに「ホビット3部作」を何度も観たいという場合は、買う価値は十分あるのではないでしょうか。(自分はこちら派)

結局は、中つ国を訪れたい者へのチケットの一枚みたいな作品。

3Dで3回、2Dで2回見ました。観るたびに泣けました。
ドラゴンが湖の町を襲う場面から始まり、すぐに画面に引き込まれました。
いきなりの大迫力と感動のシーンに圧倒されます。バルド親子が凄く良いです。

そして、決戦に向けて人間、ドワーフ、エルフ達のかけ引きや苦悩を交え話が進んでいきます。
前半に白の会議のメンバーによるサウロンとの一戦もあり、ここは見ものです。強い!

トーリンが竜の病に罹り、厄介なことになるがこの辺のドラマも良くできていると思う。
ビルボが戦いを防ぐための努力をし、よく動き回っています。
しかし、オーク軍が襲ってきて5軍の戦いが起きてしまう。
共通の敵と戦うため、人間、ドワーフ、エルフが力を合わせてオーク軍と戦うが、
決戦のゆくえは作品をご覧になってください。

ラストはLOTRにつながる場面で終わります。お疲れ様でした、そして、ありがとう!

でも、出来ればこれで終わって欲しくないです。
この後の60年間を描いて欲しい、フロドの生い立ちや、アラゴルンのこと、
バーリン達のその後等、話はいくらでもあると思います。
PJ,関係者の皆様よろしくお願いします。

「ロード・オブ・ザ・リング」(指輪物語 旅の仲間)が、日本で初めて公開された時には、トールキン原作のこの傑作ファンタジーの日本での知名度はとても低かったのに、今や、「さよならホビット」「もう会えない」とか、大々的に宣伝されるようになりました。日本でもトールキンの作品がこうして映画を通じてメジャーになったことに、なんだか感無量ではあります。
映画「ホビット」三部作に関しては、「指輪物語」のボリュームに比して「小品」的なイメージのあるあの原作を(指輪物語の追補編も交えつつ)、よくぞここまで膨らませたなぁと感心しました。
原作には名前しか出てこないラダガストが活躍したり、原作ではさらりと描かれているドワーフたちの思いの変化を掘り下げてみたり、また、迫力あるスマウグの描写、五軍の合戦の迫力、サウロンやナズグルと対峙する怖いガラドリエル様、かっこいいエルロド卿などなど、原作では描かれていない(追補編にはちょっと出てくる)シーンが、PJなりにアレンジメントされていて、映画としては、本当に「指輪物語」三部作から「ホビット」最終章まで、PJ監督には、お疲れ様でしたのエールを送りたいと思います。
蛇足ですが、ギレルモ監督が監督していたらどうなっていたのだろうという思いもあるのですが、PJが監督をすることになったことも、これも、不思議な運命なのかもしれませんね。
「ホビット最終章」のDVD・ブルーレイが発売されたら、「指輪物語」三部作と「ホビット」三部作、6本通して満喫したいと思っています。

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