なぜサムスンの社員は一流大卒でなくてもすごいのか? の感想
参照データ
タイトル | なぜサムスンの社員は一流大卒でなくてもすごいのか? |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ペ ドクサン |
販売元 | 東洋経済新報社 |
JANコード | 9784492502471 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業動向 |
購入者の感想
書店でこの本のタイトルが目にとまり、「また元サムスン関係者によるサムスン賞賛の本か、、」と思いつつパラパラと中身を見ると、「若いサムスン社員がこき使われてサムスンを辞めて、人生の価値を考えていく」といったような記述があり、従来のサムスン本と異なるこの本の姿勢に思わずレジまでもっていき買ってしまった。
この本自体は、サムスンの役員や社員の実態を非常に正確に記述してあり、なぜ現時点でサムスンがこれほどまでの業績を上げているかがわかる良書だと思う。
しかしながら、この本を読んでも「社員は一流かもしれないが、サムスンという会社自体はいくら利益や売り上げを上げようとも二流企業である」という私の認識は変わらない。
なぜなら、ここまで業績を上げた今でも自ら市場を切り開いた新商品が依然としてない物まね企業だからである。
サムスンが物まねするべきものがなくなりつつある今、その短期成果思考で役員や社員を精神的肉体的に余裕を与えず働かせるこのDNAが逆に自らの首を絞めることになると私は考える。
この本自体は、サムスンの役員や社員の実態を非常に正確に記述してあり、なぜ現時点でサムスンがこれほどまでの業績を上げているかがわかる良書だと思う。
しかしながら、この本を読んでも「社員は一流かもしれないが、サムスンという会社自体はいくら利益や売り上げを上げようとも二流企業である」という私の認識は変わらない。
なぜなら、ここまで業績を上げた今でも自ら市場を切り開いた新商品が依然としてない物まね企業だからである。
サムスンが物まねするべきものがなくなりつつある今、その短期成果思考で役員や社員を精神的肉体的に余裕を与えず働かせるこのDNAが逆に自らの首を絞めることになると私は考える。