ネイティブ・アメリカン―先住民社会の現在 (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | ネイティブ・アメリカン―先住民社会の現在 (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 鎌田 遵 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004311720 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
アメリカは自由の国だと言われる。
しかしその自由は、移民である白人が、先住民たちを「駆逐」して得たものだ。
そして先住民たちは、今や社会の最底辺にいる。
かつて差別されてきた黒人やヒスパニック系移民よりも下なのだ。
本書はそういう、アメリカの「闇」の部分が活写される。
アメリカが抱える問題だけでなく、
人間としての生き方、社会のあり方まで考えさせられる。
ヒステリックにアメリカの非道さを糾弾しているわけではない。
しかし、「歴史」というものの怖さが伝わってくる。
巻末に短く添えられた、先住民たちの言葉が、いい!
しかしその自由は、移民である白人が、先住民たちを「駆逐」して得たものだ。
そして先住民たちは、今や社会の最底辺にいる。
かつて差別されてきた黒人やヒスパニック系移民よりも下なのだ。
本書はそういう、アメリカの「闇」の部分が活写される。
アメリカが抱える問題だけでなく、
人間としての生き方、社会のあり方まで考えさせられる。
ヒステリックにアメリカの非道さを糾弾しているわけではない。
しかし、「歴史」というものの怖さが伝わってくる。
巻末に短く添えられた、先住民たちの言葉が、いい!